ニュートラルポジション
生活の中にニュートラルポジションを取り入れる
今ではオートマチックになってしまった車が
ほとんどだけれども、マニュアル車と言って
運転免許に種類があるほど昔は車のギアチェンジを
自分で行っていたのだ
若い頃は、自分でギアを変えるのが面白いから
好きだったけどオートマチック車に乗れば
それは、それで恩恵があり、楽なんだよね
そしてこのギアの1−2、2−3、3−4、1ーR
の「ー」ここがニュートラル
ニュートラルがあるから次に向かえる
ギアでもニュートラルがあるのは必要だから
必要だから、一旦どちらにも行けるようにする
加速もできれば減速へも向かうことができる
このニュートラルを生活にも取り入れています
朝はそれぞれの役割があって、ご飯を作る人と
片付ける人、そして仕事、学校、保育園へ向かう人
ゴミを出す人、コメを研ぐ人、お風呂を洗う人
洗濯機に洗濯物を入れる人、などですね
これをそれぞれが何役か兼ね備えて朝は過ぎ去ります
出張などを除いて家にいる時には
キッチンをニュートラルポジションにするのが
私の役目
この役目が時にハードなのである
ハードというのも嫌というわけではなく
料理で使う道具の種類が多いときにハードモード
この片付けを乗り越えた後の気持ちの落ち着きが
まさにニュートラルポジション
今朝はそのハードモードな状況でして
終わった後に、お湯を沸かしながら
ニュートラルポジションについて
書きたくなってしまったわけで
書いてしまったということになる
朝のこの時間と、夕飯後のポジショニングは
ご飯を作る人へのリスペクトを持って
進めている
これも生活の中のちょっとしたことなのだけど
気持ちがいい方がいいんじゃない?が
根底に流れているので、気分のいい方へ向かう
部屋が綺麗になっていたり
玄関が掃除されていたり
なんでもいいと思うのだけど
自分の心地よさを作っていく上で
自分から動くことは必要で
自分でその空間を楽しいものにする
掃除も、洗濯も、片付けも
日常の中で当たり前のことだけど
できなくなる場合もあるから
自分でできることをやっていく
ニュートラルポジションは体にも
応用していて筋肉や関節の位置関係
使い方をリセットしていく中で
本人の体が動きやすい、動かしやすい方へ
進んでいくのが面白いと思っていて
これを施術と運動で提供しています
施術も運動に関しても最近はどちらも
セラピーの効果があるなと思っています
というのも、この現象は自分で気づいた
とかではなくクライアントさんが教えてくれたこと
運動をしているのだけれど、セラピーを
受けているようですと言葉をもらいました
確かに、それも一理ある
施術は手技のみで行う静的な施術だとすると
運動はあなたの体を動かす動的な施術とも言える
言い方や、捉え方は無限ですけれど
なるほどなと思った視点なんです
医療の現場にいたときには治療の一つに
運動療法もあるし、物理療法もある
セラピーだなと思うわけです
適切な治療ということに悩むこともあったし
難しいと感じることもあった
だからこそ、これからも
「あなたがより良い人生であるように」
サポートできることを続けようと思います
また来ます
店主