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ユニバーサルデザインの強化書202 UDとD&Iを考える:note 200回投稿を振り返って
UDとD&Iを考える:note 200回投稿を振り返って
2023年秋から始めて200回を超え、
これまで読んでくださった皆様、
本当にありがとうございます‼️
100回目では、
自身のこれまでの
UDの具体的な取組みの振り返りや
感銘を受けた本の紹介をしました。
202回目は、noteを書く理由や、
少し前、そして特に今、
思うことを中心に書きます。
それでは本題に入ります。
◼️研究とNote執筆を振り返って
私は2001年から
特に会社から言われたわけでもなく、
21世紀はUDの時代だ!
という
(たぶん会社では異常なw)思いを持ち、
ユニバーサルデザイン(UD)の研究や、ビジネスの場での推進を
続けてきました。
情報コミュニケーションの分野で、
この考え方をどう活かしていくか
を模索しながら、
多くの経験や実践を積んできました。
そして、その思いの断片を、
文章として形にしていくために
始めたのがnoteです。
最初は100回、
そして今200回目を
超えましたが、
まだまだ続けていきたい
と思っています。
目指すは1,000回。そして書籍化。
自分の考えをもっと深め、
多くの人に伝えられたらいいな
と思っています。
◼️noteを書く意味
noteは私にとって、
自分の考えを整理し、
見つめ直す場所でもあります。
時には脱線し、
時には拡大解釈し、
とにかく、
アウトプットしようと
もがいています。
頭の中にあることを
文章や絵にしてみると、
いま自分が何を考えているのか
はっきりします。
もちろん読んでくれる人がいることが、一番大きな励みになっています!
回のテーマによって♥️の数が違うことも、とても参考になります。
今みんなが興味を持っていること、
潜在的に興味を持っていることが知れて、
次を書くための参考にもなっています。
とにかく書き続けることで、
自分が目指すべき方向が
自然と見えてくるはずだと信じています。
◼️AIとの共存
最近はAIの力を借りて、
noteの画像を作ることが増えました
(6ヶ月前から全部)。
生成AIは、
入力するプロンプト次第で
どんどん理想に近い画像を
作ってくれます。
試行錯誤しながら、
理想の結果に近づける過程が面白く、
AIとのコミュニケーションも
それなりに上達している気がします。
理想の画像を生成するためには、
いかに明確で伝わりやすいプロンプトを
入力するかがポイント。
これは、私にとって、
「わかりやすい情報伝達のトレーニング」
にもなっています。
AIは単に便利なだけではなく、
「ヒトの能力を刺激するきっかけ」も
与えてくれていると感じます。
AIの技術が進化するスピードは
ものすごく速いですが
*1年どころか、3か月に一度は新しい革新的な技術が公開されていますね、
新しいオープンソースなら毎日
その進化を
日常にどう活かしていくかを考えるのは
とても楽しいし、
実際使うとめちゃくちゃ感動します。
また、
新しいAIの技術は、
理屈ではなく、
まず自分で使ってみないと何も語れないなぁ、
と痛感します。
百聞は一使にしかず
だなぁと。
◼️D&Iの小さな行動が大きな成果に
D&I (ダイバーシティ&インクルージョン)は、「多様性と包摂」を意味します。
簡単に言うと、人のいろんな違いを大事にして、みんなが参加できるようにする考え方です。
「ダイバーシティ」は、性別、年齢、国、体の状態などが
★異なる人々がいること。
「インクルージョン」は、そのすべての人が
★一緒に活動できるようにすること
です。
たとえば、職場・学校・家庭でみんなが自分らしく過ごし、意見を言いやすい環境を作ることが「D&I」にあたります。
D&Iは、いまの民主主義の根幹にある
「大きな哲学」
だと思います。
「小さな個人」
その能力を受け入れて混ぜて社会参加の場をつくることが一番大事で、
「中くらいの活動」
としては
その考え方を広めるための、
D&I研修・ワークショップなどが挙げらると思います。
D&Iの取り組みは、日々の小さな活動・対話の積み重ねが大事なんだと思います。
個々の小さな行動が集まって、やがて大きな成果を生む。
特にビジネスの場では、そういった小さな取り組みが、企業の大きな成長にもつながるのだと思います。
ただし、
人財(によるビジネス成果)の前に、
人権(を尊重する企業風土)の意識は、
D&Iに取り組む上で常に持ち続けなければならないものと考えます。
◼️D&Iの目的と手段の循環
D&Iは、突き詰めようとすると、とても難しく感じますが、それは
「D&Iが目的でもあり手段でもあり」
その行ったり来たりのプロセスを指すからだと思います。
いずれにせよ、結果だけではなく、この試行錯誤こそが大事だと思うので、私も職場でも生活の中でも試したいと思います。
◼️当事者研究とD&Iの共鳴
2015年から、当事者研究というテーマに少しずつ取り組んでいます。
「自立は依存の集合体である」
東京大学 先端科学技術研究センター 熊谷晋一郎教授による、この考え方に衝撃を受けました。
自身のパラダイムシフトが起こりました。
そして熊谷先生が推進する当事者研究に深い興味を持つようになりました。
当事者研究は、発端は発達障害や依存症の方のコミュニティでの、困りごとの共有から始まった自己研究です。
問題を解決するためのものではなく、
「問題を問題として捉える・共有する・共感する」
ことを目的としています。
それがやがて個人の回復につながる可能性があるというものです。
この視点は、従来の
「問題解決思考」とは違い、
問題をそのまま受け止め、
そこから学びや気づきを得るプロセス
「問題志向」と言えます。
この考え方はD&Iにも通じていて、誰かが抱える困難をただ解決しようとするのではなく、その困難を共に考え、共有することが、支え合いや成長につながるという点で共鳴します。
また、当事者研究の考え方は、自分と他者をメタ認知しながらD&Iの理念を深める行動とも一致しています。
◼️AIと人、それぞれの役割
AIがどんどん私たちの生活に浸透していく中で、やっぱり人にしかできないことの重要性を強く感じます。
私はAIと上手に付き合いながら、AIが得意な部分は任せ、人間にしかできない価値をどう創造していくかを考え続けていきたいです。
それぞれの役割を尊重しながら、進化し続ける未来に向かって、自分なりの答えを探していきたいと思います。
◼️ユニバーサルデザインとインクルーシブデザインの関係性
ユニバーサルデザイン
は、みんなが使いやすい結果を重視する思想です。
それに対して、
インクルーシブデザイン
は、プロセスを大切にする考え方。
両方のアプローチが違うようでいて、どちらも必要な視点です。
この2つの考え方が、私の中で最近より鮮明になってきたように感じています。
◼️これからの挑戦と感謝
200回のNote投稿を振り返りながら、ここまで支えてくださった皆さんへの感謝の気持ちを改めて感じています。
❤️やフォローをいただけることが、本当に励みになっています。
これからも自分のペースで書き続け、皆さんと一緒に歩んでいけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
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