「水車館の殺人」(綾辻行人)
館シリーズ第2弾。
今から35年も前の推理小説です。
そして、現在もシリーズが続いており、10作目を制作中だとか。
あらすじ
山奥にある、仮面を付けた当主が住む水車館。
普段は、訪れる客はいないが、1年に1回だけある目的のために客を招き入れている。
1年前の同じ日に起こった不可解な殺人事件。
今年も同じ日に館に集う人々。
再び惨劇は繰り返されるのか。
感想
これが、35年前に「本格ミステリ」と言わしめた小説なんだと納得の内容でした。
古城のような館、仮面、車いす、執事、閉じ込められた少女・・・
現実にはありえないようなシチュエーションですが、世界観に引き込まれました。
伏線が張り巡らせれており、所々、違和感を覚えながら読むのが楽しかったです。
部分的には、トリックに気が付きましたが、とても全てのトリックは分かりませんでした。
謎は、最後にスッキリ解決しますが、最後のシーンで少しゾッとしました。
怖いというよりは、鳥肌が立ちました。
この館シリーズは、次も読んでみようと思います。
よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)
ご覧いただきありがとうございます。
コメントしていただけると嬉しいです。
素敵な本に出会えますように。