作為の届かない「好き」を探す、脱力のススメ

スマートフォンもそうだったんだけど…

想像もしてなかった便利そうなものが発明、実用化、発売されて宣伝されて、使い方の説明や使い道を知り、
…で、めっちゃ欲しくなる。

あると便利そう…
いや、無いとヤバイんじゃん?
持ってないと焦る〜😓

それって、そう誘導…
いやいや教育(洗脳)されてますよね。



それ、私の元々
欲しかったものだっけ?

…私はいつもそのへんを
行ったり来たり 考えてしまいます。

(「生き方」や「やりがい、やりたいこと」だってこれと同じ、誘導されてないかなぁ?と思うんです)


それは自分の中に
元々あった
「種」なのか?

私は子供の頃から人と違う物を選ぶタイプだったけれど…今思うと、それだって 「人と違うもの、を選んでいる」のが心地よかっただけ、という理由なのかもしれません。


人が 話してた場所が面白そうだから行きたい…とか、人が持ってるものを欲しくなり、真似して買おう、は、あまり無かったほうです。

今も、雑誌やSNSのおすすめや人気のお店や旅行先なども
行き先、目的地として
参考にしてないかな。

ばったり出会ったり
偶然、見つけたり
そんな事を結構大事にしています。

たしかに SNSの投稿とかを参考にしとけば、道に迷ったり 大外れを引くと言うケースも減るのかも
しれないけど。

誰もが おんなじ様におんなじ事に喜んで、やりたいことや行きたい場所、欲しいものも みんなと
同じって どうなん?と思うし
なんかつまんないなぁ、って
思ってしまう。

こんな本も出てるんですね。
こんど読んでみよう。

印象操作や情操操作は ちょっと置いといて…


用意された自分のオリジナル
自分仕様にカスタマイズされた
出来事、出会いや物があると
素敵だな、と思っていて

実はあるんじゃないか?
とも思っています。

私にしか起こせない事…
偶然の出来事、不思議な事、
導きは確かにあって。

それはいつだって
想像を超えてるわけで。


私は そっちが好みだし、今後もそれを信じて生きていこうとも
思ってもいます。


ある日それにバッタリ出会いたい。
それは、私が行くまで
ちゃんと待っててくれる。

なんて思っています。

砂漠の中の信号機カラー
顔は濃いけど優しい面々


6年ほど前 初めて友人3人でエジプトに行った時、5〜6泊した宿泊ホテルのお土産売り場の身なりの汚いおにいちゃんと親しくなりました。

そもそもエジプトに行きたくなったのは その数年前、かなーり不思議な出会いが重なり個人旅行でメキシコに行く事となり、そこで見たマヤのピラミッドに魅了されたし、個人旅行でなんとかなるもんだ、と味をしめたから(笑)

そんなこんなでエジプト。
滞在はギザの名ばかりの四つ星ホテル(エジプトあるある💦)

ホテルの中のお土産屋には 
手頃なものが揃っていて。

毎日そこでお土産を買っていたら そこのお兄ちゃんが行くたびベトウィンティーを出してくれる様になった。なんだかんだとおしゃべりする様にもなったんですね。

カフェ行かなくて済みました🤣


四日目くらいに家にご飯食べにおいで、と誘われ…
家族も大家族で大歓迎だと言う…

一応、ホテルの他の従業員に彼の一家は安全か?確認してみたら 彼はめっちゃいい人だ!お家も素敵だ!
と誰もが言うので

恐る恐る お言葉に甘えて3人で
お邪魔してみたわけです👍

そこはなんと!かなりの大邸宅、ほんとに大家族でおじいちゃんおばあちゃんまで お玄関に挨拶に来てくださった…😭

宿泊ホテルより綺麗なリビングで振るわれた妹さんの手作りのエジプト料理はどれも美味しくて 最後は屋上のルーフトップで目の前のピラミッドのライトアップと満月を眺めるというすごい事になった…

このありえない展開に
屋上で3人は感動して泣きました😭


エジプトでは ほんとにビックリする様な事が次々と起こり、汚いし、かなり適当な国だけど(笑)
大好きな国となりました。

そしてその4年後、またそこの大邸宅(ホテルになってた)に泊めてもらいピラミッドを見て回ったのだ。その時も面白い事てんこ盛りの素敵な旅だった。

もちろん美味しい妹さんの手料理やフルーツ、も相変わらず。小さかった子供達は少し大きくなっていて日本からのお土産をとても喜んでくれた。

私は 旅先でかなりの頻度でこう言う事があって メキシコでも、トロントでも そんな出会いがあった。

トロントでの出会いは 今のタイの瞑想ツアーにも繋がっていたりする。


でかいのがホテルのお土産屋のにいちゃん。ピラミッド真ん前のお宅でした。


旅先を決める時は
他人のオススメでも無く
かと言って直感でも無い。
流れ、なんですよ、ほとんど。

なんだかんだで、たまたまそうなってそこに行った🤣という感じ。
せっかくだし、近いから こっちの国も行っとこう、みたいな移動だし。



ギリシャのクレタ島では 空港で捕まえたタクシーが感じよかったので翌日の島内観光を値段交渉して頼んでみた。観光のあと、最後に観光ではとても行けないような、素敵なカフェに連れて行ってもらえた。

木漏れ日が優しいい

大きく枝を広げたプラタナスの大木の下に 沢山の可愛いテーブルが並んでいて雰囲気のあるお店。


ドライバーさんはそこで友達に会い、私らはついでにザクロジュースをご馳走になった。

又行きたくても、どこにあるのか?なんて説明したら辿り着けるのか?
ガイドブックにもインスタグラムにも絶対に載ってないような地元感あふれる場所…

言葉の通じない場所で
そんな体験を
するたびに思うことがある。

寛いでゆだねきる、って大切。

下調べも準備もスケジュール管理も大切だけど、それを超した先に こんな思いがけない素敵な事が待ってる。


実はアテネからクレタに飛んだ時、ロストバゲッジ状態で あらまーだったのだけど。
パスポート、携帯、財布は手元にあるわけだし、どうにかなるさ、と思っていた。

結果、荷物の入ったコンテナはアテネにあり4〜5時間後にホテルに届くこととなった。

ホテルはオールインクルーシブだし 可愛いプールとお庭付き、タクシードライバーはイケメンで親切で車は大きなベンツだ。むしろ、素敵な事ばっかり。

何があっても 起こっても 
ゆだねきる。

それは自分を信じ切るとも言えるし、いちいち反応しない、とも言える。


自分の実力を信じる、とか ポジティブになる、のとはニュアンスが違うかな?

なるようになる、と開き直ると言うのか チカラを抜くが近いのかな?


今後もそんな出会いがあるんだろうなと思う。
そしてこんな事の連続の果てに
もはや自分探しとかも必要ないかなと思う様になった。


だって本当の自分を知りたければ周囲を見渡せばいいんだもの。
周りは全部自分。
選ぶものも食べたいものも 
みんな自分そのものなのだ。
探さなくても 
そこにそのまんまいる。
本質は今の自分そのもの。

隠れてるわけじゃ無い。
いつも むきだし。
既にダダ漏れって奴。

そこから目を離さず、かと言ってジャッジもせず。

他人のススメをゆっくり外して行く。

もしそっちに引っ張られそうになった時は自分をしっかり観察する。
そしてリラックスする。
それに尽きるなと思う昨今です。

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