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築地魚市場(株)の偽装マグロは食卓へ

築地魚市場(株)によるマグロの産地偽装問題が話題になっていました。
私自身気になっていました。それはこの会社は大卸という立場の企業であり、そこから仲卸、サプライチェーンへ流れている可能性が大だと思ったからです。しかも豊洲市場には大卸は5社しかありません。
ということはけっこう高い確率で私たちが偽装マグロを買って食べている可能性が大だと思っています。

奄美大島でのクロマグロの養殖現場

私はよく言っています。「私たち日本人は全員犯罪者か犯罪に加担している」と。IUU漁業指数も下から数えた方が早いという我が国の実情を考えると、IUU漁業によって獲られた鮮魚が食卓に上がっていても何ら不思議ではありません。

そこで今回の築地魚市場(株)のマグロは実際私は食べていたのか?近所のスーパーに2店舗に聞いてみました。
回答は1店舗のみでした。それが以下になります。

この度は、ご心配をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
いただきましたお問合せは、本社担当部署に伝え確認いたしました。
報道にございました「築地魚市場(株)」は、豊洲市場にございます
鮮魚の卸売業者5社のうちの1社となります。
弊社は「築地魚市場(株)」との冷凍めばちまぐろの取引はなく、
その可能性は無いと判断しております。
なお、今後あらたな情報がありましたら、必要に応じて適切に処理
をしてまいります。
弊社では、これからもお客様へ安全、安心な商品をお届けできるよう
取り組んでまいりますので、引き続きご愛顧くださいますよう
お願い申し上げます。 

もう1店舗からは何ら返答がないということは、仕入れていた可能性は大なのでしょうか?わかりません。

いずれにせよ消費者としてもこう言う問題(産地偽装)には敏感になり、それを拒否すること、訴えることは重要だと思っています。

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