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外来種だから守らない、在来種だから守るはやめよう
ヘッダーの写真は小笠原諸島母島に咲く固有種ムニンシュスランです。
暗がりを好む植物として知られていますが、ここの暗がりは外来種のアカギという樹木が作っていました。
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単に外来種だからと言えば悪いという考え方は違うと言っていいでしょう。なので悪影響を及ぼす外来種を侵略的外来種と言います。
しかし在来種であっても自然界に悪影響を及ぼすということも同時に知るべきでしょう。奈良のシカなどです。外来種、在来種の差別(?)はやめた方がいいでしょう。
生物多様性の考えとして生き物のつながりもありますが、そこには外来種、在来種(固有種)とのつながりにも目を向けるべきだと思います。そうでないと我々の生活も破綻します。
あなたの周りにも案外役立ってる外来種はいます。小麦、トマト、ピーマンと言ったピザやパスタの材料、お米だってそもそも外来種です。