「今」を大切に生きる。
目まぐるしく変わる世界の中で、
「これからどうなるのだろう?」
そんな風に、不安にとらわれることがあるかもしれません。
そんなときは、さまざまな情報から距離を置くことをオススメします。
スマホがある生活って便利ですよね。
スマホさえ持っていれば、いつでも分からないことを調べることができるし、暇つぶしにもうってつけです。
何かの用事と用事の間にできた時間に、ついついスマホの画面を眺めてしまいます。
気になっていることを調べるつもりが、いろんなことを知りたくなり、気づいたら、いつの間にか時間が過ぎていた、なんてことは、よくあるものです。
でも、何気なく眺めている情報って、自分にとって本当に必要なものでしょうか?
芸能人のプライベートのニュースや、不安を煽ってくる社会的なニュース、または特定の誰かを取り上げて叩くようなニュースなど。
同席した誰かとのおしゃべりの中で、共通の話のタネとして、「そうそう、そんなこともあったよね」と、お互いの反応を確かめ合うことで、安心する。
人との付き合いを円滑にするために、そのような話題が役に立つこともあるかもしれません。
また、世間一般で知られていることを知らないと恥ずかしいと思う人もいるかと思います。
「こんなことも知らないの?」
そんな風に言われて、自分が世間知らずのような感じがしたり、世の中から仲間はずれにされたような気分になることを怖れる気持ちもあるかもしれません。
でも、多くの人が知っていることならば、周りの誰かが教えてくれる可能性も高いともいえます。
また、そのニュースに関わる人が、直接自分とは関係がない人の話題であることがほとんどです。
つまり、面白いには面白いけど、自分にとっては重要度の低い情報だとも言えます。
情報を流す側には、それを流すことで利点があり、人の心理を巧みにつきながら、情報を流しています。
その中には、人の不安を刺激して、人を動かそうとするものも少なくありません。
そのような情報から距離を置くことに慣れれば、余計なことにとらわれる必要がなくなり、自分が本当に必要としていることに目が向くようになります。
そうすれば、自分のことが分からないということもなくなり、自分の感覚を大事に過ごすことができるようになります。
どうなるか分からない先のことを考えて不安になるより、今自分にできることはないか考え、小さな行動でもコツコツ積み重ねていった方が、自分の人生を切り開いていけるものです。
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