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嫌いだった「お寿司」と「お刺身」とかいう魅力的な料理の今の楽しみ。
お刺身のグニュっとした食感
ネットリとした味わい。
たこ、イカ、貝の容姿。
幼少期を思い出すと、生の魚介類が全くっていいほど食べることができませんでした。無理やり食べようものなら吐き出すくらいに、、、。
「得体も知れないモノ」という抵抗感。
生まれつきそのように考えるように仕向けられたのかもしれません。
幼少期の私にとって「お寿司」や「お刺身」は、まさに苦痛でした。
しかし、今では一番好きな食べ物と言っても過言ではなくなりました。その証拠にお寿司やお刺身の記事が1/3程しめています。
今回は、そんな大好きな魚をどのように楽しんでいるのかの話。
◯ 得体のしれないから好きへ
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幼少期を思い出すと、生魚には、グニュっとした舌触りと食感でなんだか「得体も知れないモノ」という抵抗感がありました。
特に「タコ」、「貝」、「いか」は、火を通さないと病気になってしまうのではと思っていたのかもしれません。(虫を食べている感覚?)
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親戚の集まりになれば、お寿司を食べる機会が幾度となくやってきました。幼少期の私にとって「お寿司」や「お刺身」は、まさに苦痛でした。
しかし、空腹には勝てないので、「かっぱ巻き」や「玉子焼き」、「納豆」が主食に飢えをしのいでいました。私だけ桶の中が、黄色と緑色でした。
そんな私の目の前では、「得体も知れないモノ」を取り合っている妹と弟。それをおいしそうに食べているを目の前にしている私。まさにカオスな状態でした。
そんな私も大きくなり、富山に友人の結婚式に行ったときです。
小さいお寿司屋さんに連れて行ってもらったことがきっかけで、お寿司とお刺身が好きになりました。
おいしいと脳に対して食べたいと思わせることで、一口目を食べるきっかけを作る。
間違いなく美味しいものを食べることでおいしいと感じ好きになる。
この2つが奇跡的に起こったので、魚が好きな私がいるようなものです。
大将の自信に満ち溢れた表情と発言、
お寿司の輝きを見ていると、不思議と美味しそうに見えてきた。
今でこそ思うが、間違いなく鮮度の良いものや大将の長年の経験からおいしいものを提供してくれていたということがわかる。
ここから生魚が好きになりました。
それから紆余曲折あり、今から紹介する楽しみ方になりました。
◯ 食べたい欲に駆られれば、
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お寿司やお刺身を食べた意欲に駆られるときがよくあります。
そんなときは
飲食店へ行く。
スーパーのお惣菜コーナーで買う。
が真っ先に思い浮かぶと思います。
しかし、私が真っ先に思い浮かぶのは、
鮮魚コーナーで魚を「1匹」か「柵」どちらで買おうか
です。
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おいしいを作るために魚の状態を確認して、自身で作りたいのです。
なので、たまにお寿司屋さんへは行きますが、「お刺身」、「お寿司」のように加工されたものは、ここ5年間程買った記憶がありません。(半額になっていても)
一人でも食べやすそうで、おいしそうな魚であれば「1匹」で。大型の魚でいい「柵」があれば、柵を買います。
最近、1匹で買った魚は、
柵で買った魚は、
過去には、生きた貝や魚も
お寿司やお刺身を作るのであれば、
鱗と内臓をとって、
三枚おろしにして、腹骨をすいて、
中骨を取り除いて、柵の状態に整形。
それから切りつけて、お刺身を造ったり、お寿司を握れる状態に。
お寿司を握るのであれば、
ごはんを炊いて、すし酢を造って、シャリを切る。
人肌に冷ましてからお寿司を握る。
(関西なので、シャリは甘めに。)
その一連の流れを楽しいのです。
魚の身質を肌で感じて、仕込み方を変えたりもできます。
水っぽいのであれば、
昆布締めにしたり、塩漬けにしたり。
味が薄いのであれば、
漬けにしたり、海苔や柑橘で香りを付けたり。
昔嫌いだった生の魚を今では、魚の状態を見て、納得がいくものを買って、魚ライフを楽しんでいます。
◯ まとめ
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昔嫌いだった、得体も知れない生の魚介類。
富山県の小さなお寿司屋さんで食べたことがきっかけで大好きになりました。
今では、お寿司を食べたいときは、鮮魚コーナーで魚を「1匹」か「柵」どちらで買おうかと悩んでいます。
今回は、西尾さんが主催しているリレーエッセイに参加をしてみました。
様々なことに挑戦されているので、読んでいていつも新鮮です。
こだわりがある方この機会に記事にしてみてはいかがでしょうか。
◯ あとがき
幼少期の頃、いくらとボイルエビだけは食べていたのを思い出しました。ここまで読んでくれた方だけにこっそりと教えておきます。
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#食欲の秋に食へのこだわりを語る #秋の味覚
#秋 #リレーエッセイ #魚 #お刺身 #お造り
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