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「つまさき坂」で何があったの?

5月11日(土)

(敬称略)

永井龍雲の「つまさき坂」と言う歌をいつ知ったのか覚えていないのです。

ずっと昔、まだカセットテープで音楽を聴いていた時代に、お気に入りの曲を
編集して車の中で聴いていたものです。
その中に、浜省や尾崎、因幡晃に永井龍雲の懐かしいミュージシャンの
曲も入れていました。
YouTubeのミックスリストで流れていた「つまさき坂」を久しぶりに
聞いて、懐かしさと何か胸が締め付けられる想いがしました。

「つまさき坂」で会った二人の関係はよくわかりませんが過去に手紙の
やり取りはあった様ですね。また、彼は未だに彼女の事が気になっている
感じがします。
私がとても魅かれている詞が「すれ違いざまのあるなしのそよ風に 君の香水の
香りが漂う」のところです。
偶然とは言え、以前交際があった二人が何も言わずに軽く会釈して通り過ぎ
ていくよそよそしさに、一体何があったんでしょうか?

竹内まりやの「駅」の歌詞にも「懐かしさの一歩手前で こみあげる苦い思い出に
言葉がとても見つからないわ」と、駅で偶然元彼の姿を見つけて声をかけよう
としたが、そう出来なかった何かがあったんでしょうね。

坂を足早に降りていく君の背中を目で追いながら、何も言えなかった
彼の気持ちは推し量れません。


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