ユーチューバー「ヒカル」についての考察② サムネの金額と再生数の関係性について
前回の続きです。
今回は2018年にヒカルさんの「再生数と再生時間」「再生数とサムネとタイトルの金額」の関係性について見ていきましょう。
↓前回の記事はこちら
2018年からヒカルさんの消火活動が始まります。
今は2019年ですが、2018年動画を全体的に見て100万再生を超えている動画はかなり多いです。
平均的に見ても80万再生あり、平均的に見ても40万再生は確実にとっています。
そして1番の驚きは再生時間がめちゃくちゃ長いことです。
普通のユーチューバーの動画コンテンツは5分〜10分程度なのですが、ヒカルさんの動画は平均が約20分あります。
僕も視聴者の一人なので、最初は長いなと思っていたのですが、今ではこの長さが当たり前になっています。
今のYouTubeにおいて、再生回数よりも再生時間が長いほうが重宝されています。
理由としては広告表示回数を増やせるからです。
この動画の長さを当たり前にしたことが、ヒカルさんのコンテンツの武器のひとつでもあるでしょう。
ここで僕が思ったことは、「ユーチューバーヒカルの再生時間と再生数の関係性」です。
あと、「お金=ヒカル」なのであれば、サムネとタイトルにある金額によって再生数って変わるのかな?と思いました。
ちょっと調べてみました。
まずは2018年の1月から見てみましょう。
2018年1月
この時期は絶賛大炎上中です。
平均再生時間は13分39秒。平均再生数220万回。
散布グラフからわかるように再生時間は15分あたりにギュっと固まっていますね。
「お金を多く使うから再生数が伸びる」ということではないみたいですね。
炎上中にも関わらず平均再生数が高すぎですね。
次に2月も見てみましょう。
2018年2月
まずここでの驚きがサムネやタイトルに金額を入れてる動画がほぼないことです。
実際ヒカルさんもこの時期の動画は「炎上中だから何をやっても低評価なので、弱いコンテンツを出していた」と言っていました。
たしかにヒカルさんの武器はあまり使われていません。
散布グラフも見てわかる通り、1月とは違い再生時間がだいふバラけています。
2018年3月
まだ炎上は消えておらず武器のお金もあまり使っていません。
散布グラフのひとつだけ飛び出している動画はラファエルさんとVAZクリエイター達との宝探し動画です。
この動画は当時最長の1時間6分!
「いや長すぎだろ」と思いながら最後まできっちり見た記憶があります。
この動画のおかげもありますが、この頃から徐々に動画の長さが伸びていることがわかります。
ここでもサムネの表示金額と再生数には関係性はないようです。
2018年4月
4月は3月とあまり変わらない感じです。
動画の数自体も少し減っています。
逆に平均再生時間は少し長くなっています。
しかしここの散布グラフで気づきました。
再生時間が長い動画のほうが再生回数多くない?
以降、この再生時間がヒカルさんの武器になっていきます。
次回は5月から考察していきましょう。
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Masaki