鳥取県全市町村に1戸ずつ家が欲しい
2024年3月現在、鳥取県の現役協力隊員は70名ほどいるようです。メディアに取り上げられたエピソードは検索すればすぐに出てくるけど、それは何人中何人のエピソードなのか、、、
鳥取県の現役&元地域おこし協力隊が執筆するマガジン「バードウォッチング」が始まった。この記事の他にも #鳥取バードウォッチングマガジン で県内の鳥達を覗けます。
私は鳥取県米子市出身で大学進学と共に県出した。いろいろやって10年ぐらい経って戻ってきた。戻る前は京都民。“地方創生”ってワードが耳に入ってきて、地域に携わる事が仕事で存在すると知り興味が湧いた。地域おこし協力隊という制度を知った。全国どこでもよかったけど、地域としっかり向き合う事になりそうな制度だと思ったので、それなら地域愛を持ってる場所で活動したくて、故郷“鳥取県”を選んだ。
鳥取県には全部で19市町村ある。
この19という数、どれだけの県民が言えるのか、私は戻る前までは言えなかった。地域愛と言うても知らんもんは知らん。“故郷”ってだけで、なんとなくのでっかい愛があるのは私だけの価値観か。故郷ブランドってあるよね。
とはいえ鳥取県とこれから向き合うのに、さすがに各市町村の位置が分からないのはまずい。アプリで遊んだ。
このアプリがなかなか面白い。こんな感じで、市町村を空白の鳥取県に収めていくタイムゲーム。
正位置に市町村を合わせないと、ちゃんとはまらない歯がゆさがある。ピースを見ると、緑地は人が住むエリアで、茶地は自然エリア。多分。
日野郡どこも茶地じゃん。とかって初めて知ったり。鳥取市の圧倒的面積に驚いたり、知らない事だらけなんだよな。ちなみに私は33秒で鳥取県を創った。
新たな価値と社会的インパクト
を鳥取で生み出す一員になりたい。みんなとつくりたい。
例えば、ライフスタイルを構築する動きでワーケーションやADDressといった事業に興味があって、それを更に展開するものを考えたり、東京に住んでいた時、不動産会社で働いていたせいか、お家にも関心がある。
鳥取に戻って約1年経つが、この時期には、この町にいたい。この時期にはあっちの町にいたい。とかって思うときがある。19市町村それぞれに私の家があれば叶うはず。いわゆる“オンリー鳥取県ADDress”を創りたい。だけど全て持ち家にしちゃったら、家の守や固定資産税とか大変。1つは家。1つは喫茶、1つは宿、1つは山、1つは銭湯、1つはビル。19戸の家は別々にあるけど繋がってて、それぞれの地で地域と繋がれたら、つくるところから誰かと一緒にやれたら、“鳥取面白い”がつくれそう。考えてるだけだけど、これからってことで。よろしくお願いします!