Verona訪問その2
男性のポーズ!で右乳房ピカピカ
ジュリエットの家に行く。
ジュリエットの家の門を入ると中庭があり右側の奥の2階に彼女が住んでいたという部屋がある。中庭は観光客でいっぱいである。「ここはスリが多いので注意してください」という大きな日本語の声が聞こえてきた。日本人ツアーが来たらしい。庭の奥にジュリエットの像があり、男性が順番に右の乳房に手をあてて写真を撮っている。そのためか右の乳房だけがピカピカに光っていた。Lさんが写真を撮るかと言ったが断って外に出た。
その後ダンテの像、スカラの墓など説明を聞きながら市内を歩き、レストランを探し当てて入った途端に大雨となった。またきしめんに似たパスタとパプリカ、キノコ、貝をオリーブ油で炒めたものにビールとケーキで49,000L(2人分)だった。
雨の止むのを待ってウェッキオ城に行った。アディージェ川に沿って建てられたこの城は、14世紀の城塞建築の代表ということで、東欧諸国の城と異なり、赤レンガでできていた。城から川にかかるスカリジェロ橋も要塞の感じがした。橋上からの眺めもすばらしい。しばらく見学した後、バスで市内に出てヌォーバ門付近を見物して駅に戻ったら列車は発車間際であわてて飛び乗った。
郊外の両親を訪ねる
夕方、Lさんが郊外の丘の上にある古い教会に連れて行ってくれた。夕暮れのミサの最中だった。丘からの眺めも素晴らしい。そして19時30分ごろ、市内に住むLさんのご両親の家へ向かった。お父さんは85歳で家が広いのに感心した。イタリアでも日本と同じゼラニウムがベランダに並べてあった。しばらく話してからレストランに行きハンバーグとビールの夕食をとった。
ありがとうLさん!
昨日・今日と歩いている時、教会やビルの柱の上の飾りについて説明してもらった。グリーカ、イオニア、コリントの順に新しい年代とのことで、後で資料を送ってくれることになった。21時に宿舎に帰り、荷物を整理してイタリアでの最後の夜を過ごした。
イタリアの旅はLさんに大変お世話になった。毎日エスペラントを話すガイドが付いてしかも全て無料である。宿泊もわざわざ私のために友人の家を借りて無料で使わせてもらった。エスペラント仲間であるというだけなのに。
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