色とともに蘇る思い出【気になるニュース】
気になるニュースを取り上げ、考えを皆さんと共有したいと思います。
今日の記事はこちら。
白黒写真
を人工知能（AI）でカラー化し、その写真をもとに戦争体験者と対話する「記憶の解凍」プロジェクトが進められているという記事。
カラフルな色彩は、思い出を呼び覚ますだけでなく、戦争を知らない世代に、当時の日常を身近に感じさせる機会を作っているとのこと。
戦前・戦争
を体験した方が年々減っていく中、伝承は喫緊の課題である。
そのために、まず、体験者に当時の記憶を語ってもらう必要がある。
辛かったことだけでなく、楽しかった思い出も。
再現された写真は、実際に目で見た風景に近いため、思い出を蘇らせるきっかけとなるだろう。
若い世代
としては、体験者の語りに耳を傾けることが、非常に重要だ。
白黒写真では、「今とは違い昔の出来事」と考えてしまいがちだが、カラー写真ならば、すんなりと受け入れられるのではと思った。
AI
と聞くと、色の復元は簡単だと思うかもしれない。
しかし、洋服や建物などの人工物は、木や空のように色が決まっている訳ではないことを考えると、再現が難しいことは想像できる。
写真提供者に聞いたり、文献で調べたりと、一枚に１ヶ月かかることもあるようだ。
私
も、戦争について深く考える機会はこれまでなかったが、書籍も出されているようなので、これを機に、当時の思い出に触れてみようと思う。
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