いまの仕事を見つめ直す
楽しく生き生きと
働くためのコツは、ジョブクラフティングだと思う。
聞き慣れない言葉かもしれないが、尾原和啓さんの著書 あえて数字からおりる働き方では、次のように表されている。
自分の仕事を自ら設計し、仕事に対する意識や気持ちを変えていくこと
つまり、仕事の捉え方を自分の納得のいくように変えて、それによってモチベーションを高めていくということ。
3人のレンガ職人
の寓話があり、どんな仕事をしているか尋ねると、
Aさん:レンガを積んでいる
Bさん:壁を造っている
Cさん:歴史に残る大聖堂を造っている
と、それぞれ回答があった。
全く同じ仕事をしていたとしても、モチベーションを高く保てるのは、間違いなくCさんだろう。
ジョブクラフティング
の方法が、尾原さんの著書で3つ紹介されている。
1 社会的交流の質や量を見直す
2 仕事の意義を拡げる
3 仕事の内容に手を加えてみる
他者との関わりを整理したり、目的を高い視点に上げたりすることで、仕事の捉え方を変えられるということだ。
3つ目の「仕事の内容に手を加える」のは難しそうに感じる。
しかし、自分の中で課題を決めてチャレンジを続けるだけでもいいと思う。クリアできたら次のレベルへと、ゲーム感覚で楽しめるのではないだろうか。
働き方
が多様化し、1つの職にこだわらない人が日本でも増えてきている。
しかし、天職を追い求めてただただ転職を繰り返すのであれば、まずは、いまの仕事を見つめ直してもいいと思う。
それこそが、天職への近道かもしれない。