#3【自覚】レゴ®シリアスプレイ®で体感する「7つの習慣セルフコーチング」 。
こんにちは。うちのワンコがエリザベスと化しました。目の調子が良くないようです。それにしても家族全員が眼科通い。性格だけではなく体調も似るのでしょうかね・・・。
リトル・ホンダ。自己対話の相手。
番外編を挟んだが、ここから「自覚」のパートへと入っていく。Work2としてまずは個人モデルを作成する。もちろんこれはセルフコーチングなので、全ての工程で個人ワークが前提ではある。しかしながら同じ島の参加者とは第三者的立ち位置を保ってお互いのレゴ作品と向き合っていくことになる。
さてこのWork2で作成するのはセルフコーチングする際の「自己対話の相手」だ。シリーズのはじめに「人間は一日6万回もの自己対話をおこなっている」と書いた。自分自身の内側に存在する自己対話の相手をレゴブロックを使って表出していく。例としてはサッカーの本田圭佑氏の言葉が最適だろう。
本田圭佑氏についてはこちらでも少し書いたりしている。
架空の人物でも構わない。
本田圭佑氏のように、子供の頃の夢を持つリトルでも構わないし、尊敬する偉人でも問題はない。対話をおこなうときに自分と正しく向き合ってくれる存在がきっとあなたにもいるはずだ。今回作成したのは作家である東野圭吾氏の代表作「新参者」で有名な刑事、加賀恭一郎。鋭い眼光が特徴的だ。
どっしりした足元は揺るぎない信念を想起させる。犯人を逮捕することだけが事件の終わりではないとでも言いたげな真紅とグレーのストライプ柄。先程の繰り返しにはなるが何より小さな事柄も見逃さない目の鋭さが際立つ。たとえ架空の人物ではあっても尊敬してやまないキャラクターなのである。
対話相手の作成。そしてリスペクト。
「自己対話の相手」をレゴブロックで作成する意味や意義はなんだろう。7つの習慣セルフコーチングでは客観から主観への転換をおこないつつ自己対話する。言ってみればひとりのれっきとした人格。仮想的に問いを作り出すような単なるテクニック論ではなく共に対話の質を高め合うアミーゴなのだ。
セルフコーチに人格が存在するということは、そこに魂を吹き込む必要がある。レゴ®シリアスプレイ®には他者についての作品を組み立てるパートがあり、そこでは相手を思いやり、その上で相手の強みや弱みを理解してレゴブロックを組み上げていくのだ。要するに対話相手へのリスペクトと言える。
この場所にいる自分自身にフォーカスを。
そんな加賀恭一郎に誘われ・・・るわけではない。ここまでWork1で「自分の目標とそれに対する課題」Work2で「自己対話の相手」を作ってきた。ここからはこれらのWorkをおこなったうえでWork3「今の自分自身」をより明確にしていく。どんな気持ちを持っているのか。どんな考えを持っているのか。
レゴ®シリアスプレイ®では序盤で「自分のコアアイデンティティ」を作ることが多い。今回は特に「今ここ」を意識して制作していくのが重要になってくる。既にWork1で描いている「ありたい姿」に向けて現状を理解していくためにも、この場所にいる自分自身に強くフォーカスを当てる必要がある。
最後に。
今回は自覚のパートの前半だけになった。後半については近日中に書いていきたいと思っている。前半戦では特にWork2「自己対話の相手」のところで仲間とワイワイガヤガヤすることになるだろう。そんな状況も是非楽しんでもらえたら幸いです。