見出し画像

レゴブロックによる「現在地調査」(2024年12月度)。

こんにちは。年末がやってきているのに、呑気に読書に耽っている。これでいいのかとか思いながら、心地よい毎日を過ごすのも悪くないですね。260冊を超えてきています。


無理をするな、無茶をしろ。

健康には常に気をつけてはいるものの、毎年のようにお医者さんにかかっている。まあ年齢的にも仕方ないところもあるわけで、ある程度は受け止めていかなければならない。そこには仕事との折り合いもあり、どれくらいの仕事量が適切なのか、考えるべきことも増えている。とにかく身体が資本だ。

最近20代の方々と話をする機会が多かった。昔先輩から言われた言葉「無理をするな、無茶をしろ」はもう若者には通用しないのか、とか思ったりもしている。健康を害してまでおこなう仕事などない。それは無責任なのではなく、責任ある仕事を分担としてチームで対応するということに他ならない。

2024年12月の現在地。

「現在地調査」開始。

これは何を表しているのだろうか。手が導き出した作品になかなか意味を付けられない自分がいる。手前にあるミニフィグを見る限りだと、高い目標に向けての自分の姿に見える。頭には花が咲いているので、成功と失敗、順調と困難が入り混じっているのだろう。サイドの静止する手が物語っている。

塔の上から見下ろす3つの目。今関わっているプロジェクトに対する3つの部署の視線だろうか。求められる高さの度合いが厳しさを表している。到達した際の旗が印象的ではあるものの、熾烈な環境下なのは間違いない。自分が頭を抱えているのもよく理解している。「終わり」を思い描けていないのだ。

比較も意識して、先月の作品と並べてみる。

2024年12月度(左)と2024年11月度(右)

1年間の努力。1年間のダイアログ。

先月、4つの能力で考えていた「次のステージ」は、なぜか花に変わっている。これだけを見ると成就しているとも言えなくもないが、それ以上に目の前に大きな障害が立ちふさがっていることで帳消しのような感がある。半径5mをしきりに語っていた先月とは比べられないほど、距離を感じてしまう。

この距離感。1年間でかなり払拭をした。これまでのチームでできていなかったダイアログを生むところまで進められているのは自分でも気がついている。では、その先にどう向かうのか。まだまだ努力が足らないということか。よく見ると相手の左手は黄緑色。11月と同様に問題や課題なのである。

鏡に映るのは自分自身の姿。

今回かなり無意識に作品化していった関係で自分自身の内面深くにある感情に触れた気がする。今の状況を打破するために何が必要なのだろう。レゴ作品からはそう問いかけられている。これがすべてではない。とは言え、これが心のままの思いである、とも言ってしまえるではないかと考えついた。

この塔は、先月の自分自身の思考から作られているのかも

背後からこの作品を観察してみた。すると、そこに組み上がっているものは順序は違えど先月自分が思い描いた次のステージそのものではなかろうか。人生とは合わせ鏡。陰と陽。鏡に映るのは自分自身の姿なのだ。そしてそれらは10月に描いた課題の「土台」の上に立っている。少し理解が深まった。

最後に。

3月末までに終わらせなければならないプロジェクトもついに佳境へと近づいている。その気持ちが作品にも十分に乗り移っている。とにかく結果を残すこと。その結果が次のステージへの足がかりとなること。年末の押し迫った時期に改めて考えさせられる機会をくれたレゴブロックに感謝しかない。

イライラするのは、期待どおりにいかないからであり、そして期待というのはたいてい社会通念の鏡に映っていることであって、自分自身の価値観や優先するべきことから生まれるものではない。

スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣 人格主義の回復」
「第3の習慣:最優先事項を優先する」第Ⅱ領域に生きる
より引用

いつのときでも7つの習慣は、人として生きる気づきをもたらしてくれるサンタクロースのようだ。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集