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#2【番外編】レゴ®シリアスプレイ®で体感する「7つの習慣セルフコーチング」 。

こんにちは。疲れからかこの二日間、泥のように眠ってしまいました。とは言っても8時には目覚め25時消灯なのですが。


その前にワークショップの環境。

いよいよ7つの習慣の本質に迫っていきながらセルフコーチングをおこなっていこうと思います。4つの能力の序章「自覚」について深堀りしていきます。自覚と何かと問われたらどんな事柄を思い描きますか?ここではそんな自覚を意識しながら、いくつかのワークでレゴ作品を作っていくことになる。

・・・とその前にここで少しだけ環境について説明しておきたい。まず7つの習慣セルフコーチングで利用するレゴブロックは特別なものでなくても良いかと思うがより多くのブロック数とメタファー(隠喩)を活用しやすい様々な種別のパーツが500個ほどあれば最高。公式だとStarter Kit×2セット必要だ。

このように様々なレゴブロックがあればいいかもしれない

その他のレゴブロックやパーツ。

また、ワークにはベースプレートがあるとやりやすい。無くても勿論可能ではあるけれど、16×16や16×8のサイズが準備できるといいかもしれない。ただ問題も無くはない。人間には固定観念やバイアスが存在する。このプレートを渡すと「このサイズで作品を作る」と刷り込まれてしまうこともある。

ベースプレートは良し悪しでもある。

レゴ®シリアスプレイ®×7つの習慣セルフコーチングではコネクションというアプリケーションを多く活用する。その際は接続パーツなどを利用して作品同士の関係性を意識していく。一体何が流れているのか。作品のどの場所がつながるのか。つながりの強弱はどうか。手と脳と素材で表現していく。

硬い、柔らかい、強固、緩い・・・などなどパーツでの表現は可能だ。

古びた書籍と子供のおもちゃ。

さてここまでレゴ®シリアスプレイ®の話ばかりになっているが当然7つの習慣についても語っていかなければならないわけだ。原著版が1989年にスティーブン・R・コヴィー博士によって書かれた、全世界4000万部も読まれている途轍もない書籍。ただ最近では若者はあまり読まないとも聞いている。

そんな状況でなぜセルフコーチングなのか。なぜレゴ®シリアスプレイ®とジョイントしなければならないのかという率直な疑問が立ち塞がる。おっしゃるとおり。30年前に出版された古びた書籍と北欧生まれの子供のおもちゃを使って何ができるのか。多くの方が手を伸ばせない異質な世界でもある。

原則に立ち戻り、価値観を再形成し、その原則と価値観で羅針盤を得るには。

「原点回帰」。この令和の世の中は生きづらさがはびこっている。テクニックだけに溺れ人格教育を怠ったせいで、上手く生きることだけが称賛される世界。今一度、あの頃に立ち戻る必要がある。なにも歌番組のように昭和や平成を懐かしみたいのではない。「子供の気持ちに立ち戻る」という意味だ。

そのためには「原則」が必要になる。これは価値観とは本質的に異なる。7つの習慣では非常に興味深い内容でこの原則を語っている。

原則は価値観とも異なる。強盗団には強盗団なりの価値観がある。しかしここで述べている基本の原則には明らかに反している。価値観は地図であり、原則は現実の場所である。正しい原則に価値を置けば、真理を手にし、物事のあるがままの姿を知ることができる。

スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣 人格主義の回復」
「第一部:パラダイムと原則」 原則中心のパラダイム より引用

原則が間違っているとコヴィー博士の言葉を借りれば「シカゴに行きたいのにデトロイトの地図を持っている」ようなものだ。そんな状態で価値観を形成してもおよそ見当違いの羅針盤を作成してしまうだろう。7つの習慣の原則を見直すには大人としてのパラダイムを捨て、子供の気持ちになる他ない。

最後に。

7つの習慣セルフコーチング×レゴ®シリアスプレイ®はパラダイム・シフトに最も適したメソッドだと思う。自分が考えている以上の自分を見出すのは単純なマインドチェンジだけでは到底追いつけないのだ。一旦すべてをフラットにすることこそ重要であり、そこに気づくのもパラダイム・シフトだ。

いよいよ次回からは「自覚」パートに入っていこうかと思う。

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