
Maker Faire®Tokyoで思い出した。レゴ®シリアスプレイ®にはそれ相応の時間が必要なわけ。
※ちょっと長め。
こんにちは。今週書こう書こうと思っておきながらまた週末まで来てしまったわけです。大小さまざまな対応で心身ともにやられていたわけです。そんななかとあるイベントに参加してきたわけです。
Maker Faire®Tokyo 2024。
先週末の土曜日に東京ビッグサイトへと足を運びました。金曜夜は九州泊まりとなったので、朝の飛行機で羽田まで行きそこからリムジンバスでお台場まで直行。Maker Faire®Tokyo 2024に参加してきました。このイベントに来るのは実に3年ぶり。イベントはどのように進化したのか。変化も楽しみ。

まずはMaker Faire®について下記に記す。
Maker Faire(メイカーフェア)は、誰でも使えるようになった新しいテクノロジー(カードサイズの教育用コンピューター、3Dプリンター、AIなど)を中心に、さまざまな材料・素材をユニークな発想で使いこなし、皆があっと驚くようなユニークなものや、大量生産では作れない、一人ひとりが本当に欲しいものを作り上げる「メイカー(Maker)」のお祭りです。
要するに「面白いことやろうぜ」的なイベントなわけです。実は以前レゴ®シリアスプレイ®メソッドを出展する手続きをおこなったこともあるけどあえなく落選。仕方なくオーディエンスとしてここ数年を過ごしています。そのMaker Faire®からも遠ざかっていたので久々に興奮が湧き上がったわけ。
Young Makerへの恐怖。
そんなMaker Faire®。オーディエンスも、そして出展している方々も、とにかく熱量が凄い。みんな主体的に刃を研いでいるのだろうなと率直に思ってしまう。特に高校生や大学生のエリア「Young Maker」の熱さは半端なかった。「何かを生み出す人」も「作らずに作る人」もまさに本物のMakerだ。
元々がIT屋でもある自分にとって、簡潔に言えば大きな刺激であり、逆の意味で言い換えるとそれは未来への恐怖でもある。今この瞬間この世界でイニシアチブを取っていると錯覚していることこそ傲慢以外の何物でもない。大企業であれベンチャーであれ絶対にMaker Faire®を見に行くべきだと思う。
抽象度が高いイベントでは。
まあそんなこんなで会場内でレゴブロックを探す旅に出る。しかしながら最後までまったく見つけられず仕舞い。一昔前(コロナ以前)はレゴ社も出展しており、大量のレゴブロックが山積みされているブースがあった。ロボット用の素材の一部として展示しているブースしか巡り会えませんでした。

抽象度が高くなるイベントでは短時間勝負。以前デジタル・トランスフォーメーションイベントでレゴ®シリアスプレイ®メソッドを展示した。多くの方にレゴ®シリアスプレイ®を知ってもらうとなると中身が薄くなり具体的な説明はより多くの時間を要することになる。かなり難しいのかもしれない。
LSPは「急いては事を仕損じる」。
7つの習慣にも多くのイベントがある。7つの習慣セルフコーチング認定コーチ向けだけでなく一般向けにも。もちろん時間は有限だ。そこで重要になってくるのが最優先事項を優先するか否か。だが、それだけではない。スティーブン・R・コヴィー博士は7つの習慣の中でこのようにも書いている。
私たちは、目先の利益、すぐに得られる結果を求めるあまり、自動車やコンピューター、洗濯機、乾燥機等の価値ある物的資産を台無しにしてしまうことが少なくない。自分の身体や自然環境を損なってしまうことすらある。
「7つの習慣とは」三つの資産とは より引用
レゴ®シリアスプレイ®の理解にはそれ相応の時を要する。「急いては事を仕損じる」とも言います。正しいメソッドとお作法を、正しくクライアントに知ってもらうことこそ、もっとも大事なのだと思う。LSPの認定ファシリテーターはその正統性を伝える責任もある。イベントであれ密談であれ、ね。
最後に。
とは言っても何度も生き急いで何度も失敗した経験も持っている。なまじ経験も少ないのにワークショップを強行してしまったこともあるわけ。イベントだってそう。思い立ったら先走ってしまうのが悪い癖なわけ。今か今かと出そうになっていて、怖い。
そういうわけで写真も置いておく。




