実家との距離感がわからない。親に助けを求めない核家族子育てを選んだ私。

共働きかつ双方フルタイムで働きながら子育てをしている家族って
チート技がないと叶えられないというのをどこかで見て、
本当にそうだなと実感しています。

• 実家の親を頼りにできる

• 迷わずお金で解決できる収入がある

• 両方もしくは片方がフレックス・在宅・など働き方に融通が効く

このうちどれかを持ち合わせていないと、パパママだけで保育園児・小学生児を抱えてのフルタイム就業は、相当のスーパーマンじゃないと無理。

私は出産直後、「実家の親を頼りに」する気満々で、妊娠中に家を探し、出産直後に実家最寄り駅の賃貸に引越しました。
産休も１年未満で仕事復帰予定でしたし、きっと保育園の洗礼で仕事もままならないだろうし、母も越しておいでよ～保育園落ちたら私が保育するよ、という言ってくれていたので、甘えまくる予定でした。

そう、予定「でした」　笑

友人も里帰り出産して上げ膳据え膳だったとか、子どもを預かってもらって夫婦で出かけられたとか、作り置きを持ってきてくれるとか・・・
まー、前情報がめちゃくちゃ恵まれてたんですよね。
また自分も子供時代、祖父母が毎週来ていて、家事料理、孫の世話をしていたので、そのイメージもありました。

実際自分がどうだったかというと、
育休中に子どもを預けたのは1日分（半日×2回）
復職後の保育園の洗礼でお願いできたのは2回（ご飯はこっちが用意）
料理が嫌いな自分がほのかに期待していたご飯の提供はゼロ。

お願いできてるだけで有り難いと思え！というのはわかっているんですが、
私が夢見てた実家チートとは正直程遠かった。
それなら一時保育サポートで賄えたのではと思ってしまった自分がいました。

無理だったと思った理由

①自分が甘えベタだった
母娘の関係は良好だと思ってはいたのですが、◯◯お願いしたい～とねだるのが苦手な自分を発見しました。
成人以降、親に何かをお願いすることがあまりなかったので、
距離感迷子で、どこまで甘えて良いのかわからず、
結果、自分が無理してもお願いしない方法を無意識に選択。
自分の中の難易度がこうなってました。

自分達でなんとかする苦労 ＜＜＜ 親に上手く依頼する　

私は身内に頼むより、金銭でスパっと依頼したほうが頼みやすいし、どこまでお願いしていいのかを判断しやすいタチのようです。

②母の「協力」が私の思う「協力」と違った
母もまだ週3日仕事をしており、そこは頼れないことは分かっていたけど、
日頃から気にかけてくれるかなと期待してしまいました。
でも実際はこっちから連絡するまで基本ノーアクション。
実家に帰っても、ご飯の用意は特になかったりして。
求めすぎなのかもしれないですが、こっちが押しかけてると思われてるのかなと感じていました。

③強い小姑
妹も同居していて、産前は面倒見るよ！と言ってくれていたのですが、
実際は、少しでも自分が不利益を被るとブチギレるので、段々こちらも依頼をするのが億劫になってしまいました。
（解散時間が1時間繰り上がったら、「私は次の予定もあるのに、1時間どこで過ごせばいいの！」と一方的な怒涛の追撃LINEしてくるつわものアラサー 苦笑）
そのくせ、遊びに行く～と連絡きたっきり、こっちが何度連絡しても無視、あげく時間を大幅に過ぎてから「二度寝してた」と謝罪なし・・・。
さすがに散々色んな場面で協力してきたのに、逆になったらこれか、と夫婦で呆れました。笑

子育て時の実家との関係を妊娠時にSNSで色々見ていたせいか
実家が一番楽だ、頼りになる、というイメージを持ちすぎて
実際の親や妹の性格や環境を忘れ去っていたな、、と思いました。
こんなところもSNSに振り回されて・・・笑

結局子どもが2歳になった際に、実家の近くという理由だけで住んでいたエリアから、仕事や環境を重視した場所を選んで引っ越すことに決めました。
実家からは1時間半くらいの距離です。
ご家庭によっては、2時間くらいの距離でもしょっちゅう面倒見に来てくださるご実家もある模様。
うーー、羨ましい！と思いつつ、自分の勝手な期待と諦めで気を病む状況、こっそりモヤモヤすることから解き放たれた！
実家との関係は悪くないし、親も好き。感謝もしています。
でも関係性が変わってきて、想定と現実の差がある状態では自分にとって居心地の良い状況じゃないな、このまま頑張らなくてもいいかな、と判断しました。

核家族でのフルタイム子育て、正直めちゃくちゃ大変で心折れるんですが
だからこそ、心の断捨離でシンプルにしていくことで自分が生きやすい環境を作っていければと思いました。

何故わざわざ引越したの？？実家近かったよね、って言われる度にちょっともごりますが、家族のカタチは多様！自分のベターを目指して世間常識に捕われずにいきたいです。