父親からの言葉 --- 「
ダウン症があるとかないとかどうでもいい、誇りがあればいい。」
先日のこと。
息子とふたりで近所に買い物に出かけた。二軒の店を回る必要があったのだが、一軒目のコンビニを出たところで、息子が帰ると主張し、しょうがないのでそのまま家に帰った。とはいえ、もう一軒での買い物はしないといけない。
妻は体調を崩して寝ている。息子は家でひとりで遊んでいるっぽい。
これならさっと行って買い物してきでも大丈夫かなと思って、僕ひとりで外出することにした。
僕は息子に向かって言った。
「お父さんちょっとだけ出かけてくるから、お留守番していてね。お母さん、調子