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正欲。
「これで擬態できないかな?世間並みに。
俺、桐生さんみたいな人に出会いえないと思うから。
この世界で生きて行くために手を組みませんか?」
「いいね、それ」
素敵なプロポーズだった。
理解され難い性癖を持つがゆえ、
ひとりで社会に擬態し普通な振りをするしかなかった2人のプロポーズ。
映画はずっと心がジリジリ張り裂けそうな痛みが積み上がり続ける中で
2人が世界で生きて行くこと方法を1シーン。
それがプロポーズって素敵すぎん!?
ほんとに素晴らしい作品でした。
役者の素晴らしい演技もあり、心はもう限界です。
自分は本当に普通だ。
弱いけど普通。
ただ欲を抱えて生き辛いと思っている人はいる。
否定も肯定もしたくない。
ニュースには載らない、心は誰もわからない。
傷つけたくなくても、きっと傷つけている。
自分も’’普通’’に社会に擬態してるから。
重たかった。オススメです!