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睡眠の質を高める「10-3-2-1の法則」と音の活用法

夜更かしや睡眠不足に悩む方、必見です。睡眠の質を劇的に向上させる「10-3-2-1の法則」をご存知でしょうか?この法則は、就寝前の時間を効果的に使い、快適な睡眠環境を整えるための指針となります。さらに、音の力を活用することで、より深い眠りへと誘われていきます。今回は、この法則の実践方法と、睡眠を促進する音の選び方について、詳しくお伝えしていきます。あなたの人生を変える、新しい睡眠習慣の始まりかもしれません。


睡眠時間の重要性と現状

睡眠時間は十分に取れていますか?実は、日本は先進国の中でも睡眠時間が最も短い国の一つとして知られています。多くの方が7時間前後の睡眠時間で済ませているのが現状です。私自身も、長時間の睡眠を取りたいと思いつつ、様々な案件が気になって目が覚めてしまうことがあります。確かに熟睡はするのですが、朝の6時半前後になると一気に目が覚めてしまうのです。

このような睡眠パターンは、決して健康的とは言えません。十分な睡眠時間を確保することは、心身の健康維持に不可欠なのです。そこで今回は、睡眠の質を向上させるための「10-3-2-1の法則」について、詳しくお話ししていきたいと思います。

「10-3-2-1の法則」とは

「10-3-2-1の法則」とは、就寝前の13時間、3時間、2時間、1時間前にそれぞれ気をつけるべきことを示した睡眠改善の指針です。この法則を知ったとき、私は「なるほど!」と膝を打ちました。早速実践してみたところ、その効果に驚かされたのです。

では、具体的にどのようなことに気をつければよいのでしょうか?例えば、私の就寝時間である深夜0時を基準に考えてみましょう。

10時間前(午後2時):カフェインを控える

就寝13時間前、つまり午後2時以降はカフェインの摂取を控えましょう。カフェインには覚醒作用があり、体内に長時間残ることで睡眠の質を低下させてしまいます。コーヒーや緑茶、エナジードリンクなどカフェインを含む飲み物は、午後2時までに済ませるようにしましょう。

3時間前(午後9時):食事を済ませる

就寝3時間前、午後9時までには食事を済ませることをおすすめします。就寝直前の食事は胃腸や消化器系を活性化させ、体内にエネルギーを取り込んでしまいます。その結果、眠りが浅くなってしまうのです。完全な断食までは必要ありませんが、重い食事は避け、軽めのものにとどめておくのが良いでしょう。

2時間前(午後10時):仕事を終える

就寝2時間前、午後10時以降は仕事モードから離れることが大切です。現代社会では、スマートフォンやパソコンを通じて、いつでもどこでも仕事関連の連絡が入ってきます。しかし、これらに反応し続けると、脳が活性化してしまい、なかなか眠れなくなってしまいます。

私も以前は寝る直前まで仕事のメールをチェックしていましたが、今では午後10時以降は「失礼します」と心の中で唱え、仕事モードから完全に離れるようにしています。この習慣を始めてからは、寝つきが格段に良くなりました。

1時間前(午後11時):デジタルデバイスから離れる

就寝1時間前、午後11時からはスマートフォンやパソコン、タブレットなどの画面を見ないようにしましょう。これらのデバイスから発せられるブルーライトは、脳を刺激し、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制してしまいます。就寝1時間前からは、できるだけデジタルデバイスから離れ、リラックスした時間を過ごすことが理想的です。

音の活用で睡眠の質を更に向上させる

「13-2-1の法則」に加えて、音を効果的に活用することで、さらに睡眠の質を高めることができます。それでは、時間帯ごとに適した音の活用法をご紹介しましょう。

10時間前:激しい音楽を避ける

午後2時以降は、カフェインと同様に刺激の強い音楽も控えめにしましょう。BPM(Beats Per Minute)の高い、テンポの速い曲は脳を活性化させてしまいます。朝であれば180 BPMや230 BPMの曲でも問題ありませんが、午後からはゆったりとした曲を選ぶことをおすすめします。

3時間前:穏やかな会話を

就寝3時間前からは、大きな声での会話や激しい議論は避けましょう。代わりに、穏やかな口調での会話を心がけます。これは、声のトーンや抑揚を意識的に落ち着いたものにすることで、自然と心身をリラックスさせる効果があります。

2時間前:環境音に耳を傾ける

就寝2時間前からは、テレビやラジオなどのメディアの音を控え、代わりに自然な環境音に意識を向けてみましょう。街の穏やかな音や、家の中の静かな音に耳を傾けることで、心が落ち着いていきます。特に意識的に音を聴く必要はありません。ただ、周囲の音に気づくだけで十分なのです。

1時間前:自分の呼吸音を聴く

就寝1時間前になったら、最も静かで個人的な音、つまり自分の呼吸音に意識を向けてみましょう。ゆっくりと深い呼吸を繰り返し、その音に耳を傾けます。この行為は、外の世界から内なる世界へと意識を向け、自律神経を整えるのに役立ちます。特に腹式呼吸を意識すると、リラックス効果が高まります。

「10-3-2-1の法則」と音の活用で睡眠革命を

ここまで「10-3-2-1の法則」と音の活用法についてお話ししてきました。この方法を実践することで、睡眠の質が劇的に向上する可能性があります。私自身、この方法を取り入れてから、睡眠の質が格段に良くなったと実感しています。

睡眠は私たちの健康の要です。毎日の生活の中で最も重要な時間と言っても過言ではありません。しかし、現代社会では常に忙しさに追われ、睡眠時間を削ってしまいがちです。そんな中でも、「10-3-2-1の法則」と音の活用法を意識することで、限られた時間の中で最高の睡眠を得ることができるのです。

今日から、この新しい睡眠習慣にチャレンジしてみませんか? きっと、あなたの人生に大きな変化をもたらすはずです。心地よい眠りが、より充実した毎日への第一歩となることでしょう。

最後に、この方法はあくまでも一つの指針です。個人の生活リズムや体質に合わせて、柔軟に調整していくことが大切です。無理をせず、少しずつ自分に合った方法を見つけていってください。

良質な睡眠は、健康的で生産的な生活の基盤となります。「13-2-1の法則」と音の活用法を意識しながら、あなただけの理想的な睡眠リズムを見つけていってください。きっと、朝目覚めたときの爽快感が、あなたの一日をより素晴らしいものにしてくれるはずです。

健やかな眠りと、充実した日々が訪れることを心からお祈りしています。おやすみなさい。そして、素敵な朝を。

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小松正史
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