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5時間歩き続けて身体に起きた、いい変化

(2024年1月30日の記事です)

アシタスタイル代表、井手口です。

前回の続き記事です。


ゆっくり・長距離・長時間歩く事は

よく風邪を引く
冷え性
平熱が低い
低体温の人へおススメしたい無理のない健康法です。
   

ゆっくり・長距離・長時間歩けば、深部体温が上がります。
他にも、身体へいい変化がたくさん起こるんですよ^^

今日のブログでは、私の体験を交えてお伝えします。

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先々週の休日、商品を見に行きたいお店があり、店舗の場所を調べたところ

   
お店までの距離、7.2km。

所要時間は、1時間40分


だとわかりました。

「歩いて行こうかな」と思い立ち、夫を誘ってみましたらば「いいよ~一緒に歩こうか」と快くノッてくれたので、夫婦でテクテクお散歩することに。
  
お天気は良かったですが北風が強く吹いている日だったので服装は、
・長袖の肌着
・薄手のセーター
・ダウンのジャンパー
・ジーンズ
・スニーカー
・帽子

と、二人とも似たような格好で、防風・防寒対策をして出かけました。

しばらく歩くと身体が温まってきます。暑くなって汗ばんでくるので、私は、帽子を外し上着を脱ぎ、歩くのに邪魔になるため、上着は腰に巻きました。しばらく経つと、汗が引き、身体がヒンヤリしてくるので、再び上着を着て、帽子を被ります。

そうやって、暑くなっては脱ぎ、また、寒くなっては着て、その後、何度も上着の着脱を繰り返す私を横目に、夫は涼しい顔をして歩いています。

不思議に感じて、夫に訊ねました。

「ねぇねぇ、暑くないと?」

夫は言いました。

「うん。少し汗ばんどるけど、上着を脱ぐほどでもないかなー。
雅恵は、脱いだり着たり、忙しかねぇ」


え??そうなの??

え!!そういうこと?

これって発汗コントロール?

なるほど!!!!腑に落ちた!!!!

 
そっか、そっか!
これこそが体温調整力だ!自律神経のなす技だ!


子どもの頃から身体を鍛えてきた夫は、体温調整が上手なので、外気温の影響を受けにくい。
「身体が働いてくれている」「身体が自己完結する」状態。


片や、体調を損なったために、身体を鍛えてこなかった雅恵は、外気温や衣服の影響をモロに受ける「外的要因に左右される」状態。

夫と私のこれまで行ってきた日常生活や運動の違いによる体質の違いが明白になりました。

      

夫は、中学・高校と、毎日欠かさず中長距離を走ってきた陸上部出身。

大人になってからは時折大会にエントリしてフルマラソンを走ったり、今は、ロードバイクやゴルフなど、定期的にしっかり運動をして、しっかり汗をかく時間をとっています。

私は、毎日欠かさず7000~8000歩を歩いてはいるけれど、しっかり汗をかき、心拍数を上げるような運動習慣はありません。


例えば、 

少し走って心拍数が上がり、汗をかいた時、顔が赤くなるタイプの体質が今の私で、顔が赤くならない体質が今の夫。


1月は、マラソンや駅伝競技が盛んに行われるトップシーズンですが、彼らは短パン・ランニング姿で走りますよね。こんなに寒いのに、ですよ。

     

マラソンや駅伝観戦をする方は、ちょっと想像してみてください。顔を真っ赤にしながら走る選手って、いませんよね?顔を赤くして走る選手は、いたとしても中学生駅伝くらいかな。


心肺機能が向上すると、血管の収縮と拡張が上手になり、走っても、赤ら顔にならなくなるのです。


そんなことを色々考えながら歩き、考えたことを夫にシェアしながら、無事に目的地へ到着、目的の品をゲットした後、街をぶらぶら散策し、美味しい立ち食いうどん屋さんでお昼を食べ、「帰りはどうする?」「せっかくだから歩こうか!」と、また歩いて自宅へ戻ってきました。


10:30に自宅を出て、15:30に帰宅。スマホの歩数を見たら、27200歩なり。

結局、ほとんど座ることなく(腰を掛けたのはトイレの便座だけ)気が付けば5時間も立ちっぱなしで、さすがに、二人ともくたびれ果てました。。

 

登山をすると、5時間ぐらいは普通に歩きますが、登山とは圧倒的に異なる疲労感。街中は、なにせ、道路が硬い!アスファルトは足の裏が痛くなる!歩いている途中、柔らかい土が恋しくなる!


そんなこんなで、5時間歩いた後に私の身体に起こった変化が以下の内容です。

・見事なまでの快便!
・お肌がつやつや!
・いつもはロックがかかっている足首を動かしやすい!
・筋肉がふわふわ!
・身体が自由に動かしやすい
・ぐっっっすりと眠れた!

その他にも
・ずっと身体が温かくて、その週は「今年一番の冷え込み」~な、天気予報で周囲が寒がっている時も、さほど寒さを感じませんでした。

・コートや靴、リュックなど身に付ける荷物を軽く感じるようになりました。 

・就寝時、枕に頭を預けると頭の重みを感じると思いますが、その日の夜は頭の重みを全く感じず、掛け布団も、軽く感じました。


これらは、身体を長時間使い続けたことで身体が疲労を感じ始め、身体が勝手に「自分が疲れないよう自動的に働いた」という事です。

       

この状況、決して特別なことではなくどなたも日常的にやっているんですよ。

例えば

買い物をした手提げ袋が重たい時は、手で持つのを止めて腕に掛けたり、肩に掛けたり、リュックに入れて背負ったり、など、「軽くなるような持ち方に変える」を自然にしているでしょう?それが起こったというわけ。長く歩けば歩くほど、身体はその力を発揮してきます。

 

昔の日本人は、みな、力持ちでした(米俵を二俵担いでいたおばあちゃまの話を以前書きました)が、特別な事じゃないのよねーと、改めて自分の身体の力に感動した休日でした。

  

面白い!と思った方は、3時間以上を連続で歩いてみてください。さすがにいきなり5時間は難しいと思いますので。

やってみた方は、ぜひ、結果を、教えてくださいねー!

 
【注意事項】
途中で、膝痛や腰痛など痛みが出たらその歩き方は間違っていますから、歩かないでくださいね。歩き方を修正しなければなりません。

痛みの原因を解決し、痛まないように、効率的かつ効果的な身体の使い方を習得してから、長時間歩きにトライしましょう。井手口へご相談くださいませ。

  

最後までお読みくださりありがとうございます。

それでは、また!

足と歩行の未来開発ラボ:アシタスタイル


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