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岡倉天心の著書

先週、母親から届いたハガキには、岡倉天心の誕生日が、私と同じだったと、書かれていました。
そういえば、この方の本を買ったままだと思い出し、読み始めたら、面白い。
読んでいるのは、The book of tea という約100年前に英文で書かれたもので、私の持っている一冊には、英文和文の両方が書かれています。
「茶道とは、美を発見するために美を隠し、顕すことをはばかるものを暗示する術」という一文を含めて、東洋の、もしくは、日本の美について、気付きや発見があって楽しい。

届いたハガキの裏は、横山大観の絵となっていました。東京芸術大学の前身となる美術学校の校長が岡倉天心で、学生の一人が、横山大観であり、その後、二人は、北茨城市で活動をしたこともあります。その天心や、彼と共に時代を歩んだ芸術家の作品をおいている美術館があるのは、茨城県北部の海沿いの景勝地です。
茨城の実家に帰省しても、なかなか遠出しにくい状況でしたので、この美術館へもご無沙汰していますが、また行きたくなりました。

母からの一枚で、楽しみが広がる週末でした。

茨城県天心記念五浦美術館
http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/index.html

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