その制作過程に宿るモノ。
学生の頃は、ロック雑誌が好きでロッキンオン、スヌーザー、クロスビート。パチパチとかワッツインとかバズまで、まぁ割とたくさん読んできました。
なんというか…ロックの魂みたいなものとか、リスナーとしての心構えやら、思い入れの持ち方みたいなものをずいぶんと学んだように思うけど、あるときパッタリ読むことがなくなってしまった。
それは、サウンドアンドレコーディングを買い出してからだ。(以下サンレコ)
ある作品に込められた魂みたいなものは、その制作過程から考えた方が良くわかるようになったというか。
わかりやすい例としては、例えばデジタルでない録音方法とかで収録した作品は、その手法にこそ、意図と意味があるんだよなと。
サウンドが激しいとかそういうザクっとしたロック幻想より、よほど過程の方がエキサイティングだったりする。
ちょっとしたケーブル選びとか録音環境作り、そっちの方になんとなく意図とかニュアンスを感じられるようになって、ロック雑誌から離れてしまった。
とはいえ、モノの見方を教えてくれたロック雑誌にはすごく感謝してます。
良い曲だ、良い記事だと思ったらサポートをお願いいたします。次回の制作費にいたします。