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【音源】百人一首曲付けプロジェクト

100
和風ジャズを自ら作り、百人一首の100首全てに曲をつけました。100曲ありますがもし良かったら聴いてくださいませ。
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2015年11月の記事一覧

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和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/aiIpRTlXHeE

【現代語訳】
有馬山の近くにある猪名(いな)にある、笹原に生える笹の葉がそよそよと音をたてる。まったく、そよ(そうよ、そうですよ)どうしてあなたのことを忘れたりするものですか。

【58首目】
有馬(ありま)山 猪名(ゐな)の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする


※歌や訳はこちらのサイ

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夜の月を見ているイメージで。しかしどこか悲しい。。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/kP18YUC_mrk

【現代語訳】
せっかく久しぶりに逢えたのに、それが貴女だと分かるかどうかのわずかな間にあわただしく帰ってしまわれた。まるで雲間にさっと隠れてしまう夜半の月のように。

【57首目】
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半(

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悲しいような思いが深い歌。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/1KRLsrt6eg8

【現代語訳】
もうすぐ私は死んでしまうでしょう。あの世へ持っていく思い出として、今もう一度だけお会いしたいものです。

【56首目】
あらざらむ この世の外の 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな


※歌や訳はこちらのサイトより許可をもらって掲載してます。
小倉山

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滝の音や人々の声、うまく表現できたかなぁと自分を褒めてみる、。。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/CKGgIWMOlw8

【現代語訳】
滝の流れる水音は、聞こえなくなってからもうずいぶんになるけれども、その名声だけは流れ伝わって、今でも人々の口から聞こえていることだよ。

【55首目】
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ

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最初のフレーズが最後に似たような形で。忘れじの・・。深いなぁ。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/CKGgIWMOlw8

【現代語訳】
「いつまでも忘れない」という言葉が、遠い将来まで変わらないというのは難しいでしょう。だから、その言葉を聞いた今日を限りに命が尽きてしまえばいいのに。

【54首目】
忘れじの 行く末(ゆくすゑ)までは 難(かた)ければ

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孤独の寂しさをシンプルな旋律で。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/m2K4OnjcUWA

【現代語訳】
嘆きながら、一人で孤独に寝ている夜が明けるまでの時間がどれだけ長いかご存じでしょうか? ご存じないでしょうね。

【53首目】
歎きつつ ひとり寝(ぬ)る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る

※歌や訳はこちらのサイトより許可をもらって掲

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夜明けが恨めしい感じがうまくでたかなぁ。。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/LfOzGJr3iQM

【現代語訳】
夜が明けてしまうと、また日が暮れて夜になる(そして、あなたに逢える)とは分かっているのですが、それでもなお恨めしい夜明けです。

【52首目】
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき あさぼらけかな


※歌や訳はこちらのサ

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百人一首は恋の思い悩む微妙な気持ちの変化の歌が多い。それだけに和風なジャズが合うなぁと・・・。。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/xTQSnd37QgE

【現代語訳】
せめて、こんなに私がお慕いしているとだけでもあなたに言いたいのですが、言えません。伊吹山のさしも草ではないけれど、それほどまでとはご存知ないでしょう。燃えるこの想いを。

【51首目】

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難しい詩。。気持ちが命とかねて変わっているのが大変難しい。。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/tez2WQ7kpMA

【現代語訳】
あなたのためなら、捨てても惜しくはないと思っていた命でさえ、逢瀬を遂げた今となっては、(あなたと逢うために)できるだけ長くありたいと思うようになりました。

【50首目】
君がため 惜しからざりし 命さへ ながくもがなと

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火の動きがきっとキーパーソン。いや、人間じゃないけど。それをゆらゆら表現。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/tez2WQ7kpMA

【現代語訳】
宮中の御門を守る御垣守(みかきもり)である衛士(えじ)の燃やす篝火が、夜は燃えて昼は消えているように、私の心も夜は恋の炎に身を焦がし、昼は消えいるように物思いにふけり、と恋情に悩んでいます。

【48首目】

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打ちつける風とその想いを表現してみました。ばしゃーんといってるのを音で表現するの難しい。。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/QkiKZHR8Wyg

【現代語訳】
風が激しくて、岩に打ち当たる波が(岩はびくともしないのに)自分だけ砕け散るように、(相手は平気なのに)私だけが心も砕けんばかりに物事を思い悩んでいるこの頃だなあ。

【48首目】
風をいたみ

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寂れた儚さで始まり、秋がやってくる。好きな曲。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/7khQ5qPKM5o

【現代語訳】
つる草が何重にも重なって生い茂っている荒れ寂れた家。訪れる人は誰もいないが、それでも秋はやってくるのだなあ。

【47首目】
八重葎(やへむぐら) しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり

※歌や訳はこちらのサイトより許

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ふわふわ進んでいる船。でもこれからどうるかわからず。そんな和音と旋律。選択肢はたくさん。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/7Qufepbqq44

【現代語訳】
由良川の河口の流れが速い瀬戸を漕ぎ渡る船頭が、櫂をなくして行く先も分からずに漂っていく。そんなようにこれからどうなるのか行く末が分からない私の恋の道行きだ。

【46首目】
由良の門(と)を 

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儚さ、これぞ日本な感覚。
和風ジャズで百人一首に曲をつけてみました。
https://youtu.be/7Qufepbqq44

【現代語訳】
私のことを哀れだと言ってくれそうな人は、他には誰も思い浮かばないまま、きっと私はむなしく死んでいくのに違いないのだなあ。

【45首目】
あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな

※歌や訳はこちらのサイトより許可をもらって掲載し

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