34.鹿児島の神社6(鹿児島五社 三位:稲荷神社(鹿児島市))
いつも読んでくださる方、
自分の趣味にお付き合いいただき、感謝です!
昨日、若宮神社から先に公開してしまいました…。
通し番号は変えずに、そのまま公開します。
すいません…。
前回からの続きです!
鹿児島五社の三位は稲荷神社です。
旧社格は、郷社
ご祭神は、
宇迦御霊神(ウカノミタマノカミ)
猿田彦神(サルタヒコノカミ)
大宮姫神(オオミヤヒメノカ)
です。
島津氏の稲荷信仰については、
鹿児島最古の稲荷神社と言われる東市来の稲荷神社で書いたとおりです。
この稲荷神社は鹿児島市の北部にあるもので、東市来の稲荷神社とは異なりますが、
九代島津忠国公のころ市来より遷し、
島津中興の祖といわれた十五代島津貴久公の時、
現在地に遷したものらしいです。
また、十七代島津義弘公は、朝鮮出兵において明軍に包囲された際、
白狐・赤狐三匹が松明をくわえて火薬庫に点火したと伝えられ、
神の使いとして今でも白狐・赤狐の像が社前の両脇に祀られています。
自分の息子は、
東市来の稲荷神社もこの稲荷神社も、どちらもきつねさん神社と呼んで、
とても気に入っている様子です(笑)
どこの神社に行きたい?
と聞くと、最初に出てくるのはきつねさん神社です。
鹿児島県神社本庁に掲載の写真では、
本殿がもっと古いので、最近建て替えられたのだと思われます。
確かに、上の写真の稲荷神社の文字も新しいですしね。
御朱印は、
2匹のきつねさんがかわいらしいです。
御朱印をいただくまでに、数回通った覚えがあります。
何度目かの参拝の際、
やっと御朱印をいただくことができました。
小雨の降る日だったように記憶しています。
鹿児島では、島津雨という考え方があります。
初代忠久公が誕生された際に雨が降っていたことから転じて、
雨は吉兆として考えられるようになったようです。
神社に参拝する際に雨が降ると、
いいことが起こるかも♪と思うのは、鹿児島県民だけの考え方でしょうか。
他の人はわからないですけど、
少なくとも自分は雨の降る日の神社を好き好んで参拝します。
何よりも、人が少ない!
人混みが苦手な自分にとってはパラダイスです。
鹿児島へお越しの際に雨が降ったときは、
島津雨だなあ…歓迎されているなぁ…
と思いながら、ぜひ神社にご参拝ください。
思わぬ出会いや、旅先での良いことが起こると思います。
稲荷神社は、大通りから離れたところにあるため、
県外から参拝される際はナビで検索してからご参拝ください。
鹿児島県民でも、いや、鹿児島市民でもかなり迷うかも…。
少なくとも、以前の車のナビには出てきませんでした。
え?ここをまっすぐ行くの!?
突き当りじゃない?
と思ったときに、左側に現れます。
第7回は、第五位の若宮神社について書きます。