読書記録 『苦しかったときの話をしようか』/森岡毅
こんにちは、ツカサです。
2回目の読書記録です。
今回は森岡毅さんの『苦しかったときの話をしようか』です。
読んだ理由・目的
・キャリア戦略について再度考える為
・仕事のモチベーションアップの為
本書の趣旨を一言で
「キャリア戦略で大事なことは、自分の強みとそれを活かす文脈を見つけて、自分の目的を達成する為に試行錯誤しながら進み続けること」
メモ
・キャリア戦略とは、目的を達成する為に自分の持っている特徴を認識して、その特徴が強みに変わる文脈を探してその勝ち筋を考えること。同じ特徴が強みになるか弱みになるかを決めるのは文脈であり、成功は必ず強みから生まれる。
・人間はみんな違って極めて不平等。ひとりひとりが違うから一人一人に価値がある。自分でコントロールできる変数は己の特徴の理解とそれを磨く努力、そして環境の選択の3つしかない。
・人生とはまだ知らない面白いことを求めて自分の世界を広げていく旅のようなもの。自分にあった苦労を選びやすくするために、できる限りパースペクティブ(認識できる領域)を広げることが重要であり、わからないこともわかるようにする努力はするべき。
・キャリア戦略はまずは目的を考える。仮説でもいいから自分の理想の状態から発想する。そして自分の特徴を活かす文脈を探していく。強みは好きなことの中にあるから、自分の好きなことを動詞で列挙して、T(考える力)・C(伝える力)・L(変化を起こす力)に分類して考えてみるのがおすすめ。
・物事は誰に伝えるか(WHO)→何を伝えるか(WHAT)→どう伝えるか(HOW)の順番で考える。伝え方よりも中身のほうがはるかに大事。
・自分自身をブランディングするには、自分自身のキャラ設定を明確にしてそれ通りに日々行動することが必要。ポイントは価値の強さ・信憑性・他と比較したときの際立ち・自分の本質との一致の4つ。自分のブランドを構築する為には一貫した行動と結果へのこだわりが重要。
・普通の人と同じことをしていたら普通にしかなれず、人と違う結果を出すには人と違うことをやるか、人と同じことを違うようにするかの2択しかない。
アクション
・自分の強みを考えるワークを2月中に30分実施する
・毎月1つ新しいことに挑戦して自分のパースペクティブを拡げる
おすすめ度・感想
・読みやすさ★★★
・内容★★★★★
・再読の可能性★★★★★
キャリア戦略を考えるうえで非常におすすめの本でした。過去にも3回程読んでいるが、毎回自分のキャリアへの不安が少し払拭される。また、森岡さんらしい熱い文章で仕事のやる気や新しいことへの行動力なども高めてくれる感じがある。自分をマーケティングして、自分の強みを活かせる文脈を探していきたい。
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