第5回 技術力と需要
こんにちは。PRISM DESIGNの小林です。
そんなこんなで 2019年の夏が終わり
段々とやることの真ん中が定まってきました。
今までやってきたものと
これから目指すものを整理すると
・小林薬局(実家) → 設計事務所
・打合せ時のコーヒー → アロマコーヒーの継承
・事務所の空きスペース → イベントスペース
こんなふうに整理してしまえば
設計事務所でもいろいろできそうだなと。
そして 解体も僕らで出来る範囲は終わり、
いよいよ 施工会社の方々も現場へ。
ただ、なかなか職人さんの手が空かず
気づけば 2019年も終わりかけていました。
聞けば どこの現場も職人さんの取り合いだそうで
こちらの都合では なかなか進まない。
次に塗装に入れるのは2週間後・・・
どんな職種でも
後継者問題は少なからずあるとは思いますが
僕たち建築関係の こちらの問題は結構深刻です。
世の中がコスト優先になった結果 工法が単純化して
従来の職人さんの技術が
そこまで必要ではなくなりました。
数百万円でお家が組み立てられるような時代です。
それでも腕のいい職人さんを必要としている
僕らのような人間も中にはいます。
毎回現場が終わるたびに
「最近こういう現場やってないわ…」
と皮肉を言われる僕たちですが
そういう職人さんの目は
だいたいキラキラしています(笑
誰でも出来ないから
時間ももらえて仕事がまわる
そこには そこのルールがあるようです。