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フォーカスを変えれば人生も変わる

こんにちは
akaです。

人は自分にとって大事なものを見続ける と先日の記事で記載しました。

脳の働きでRASと呼ばれるものが有ります。

RAS=網様体賦活系と呼ばれます。

RASの働きは主に以下です。

①人がフォーカスしていることを最優先にさせようとする脳のメカニズ
ムで、人がある特定のひとつのことに注目しているとき、【それこそが主観的な現実で】、「その人にとって、それ以外のものは何もない」という状態となります。

②人が「自分の本当にやりたい事を考え、成し遂げようとした時に脳は「自分にとって必要な情報を引き寄せる」というものです。

ある子供が大谷翔平選手に憧れて「大谷選手みたいにスゴい野球選手になりたい」と心の底から本気で思ったとします。

そうすると彼は、「大谷翔平選手のようなスゴイ野球選手になること」をとても長い時間もしくは強くフォーカスします。
夢にまで出るかもしれないです。

そうすると脳は、彼がずっとフォーカスしている「大谷翔平選手のようなスゴイ野球選手になること」を彼にとって大事な事だと認識して、「大谷翔平選手のようなスゴイ野球選手になること」を最優先にさせるべく働きます。

・彼が、「大谷翔平選手のようなスゴイ野球選手になるために必要な情報を」集め出す

のです。

それは野球の練習の方法かもしれませんし、目標達成のためのスキルのようなものかもしれません。
バッテイングのフォームや筋トレについての情報かもしれません。

そして、それらの情報に触れていくうちに「大谷翔平選手が中学、高校の時にしていたこと」を調べて真似るかもしれません。

人が成長の過程で誰かに徹底的に憧れるというのは、一つの分野で成長、成功するために重要であると思います。
非常に強力なモチベーションとなりますから。

プラスの方向のRASについて記述しましたが、RASがマイナスに働く場合ももちろん有ります。

私事で恐縮ですが、本ブログで何回も記載しておりますように、私は家族を大切にして生きて来ませんでした。
そのことでずっと自分を責め続けて10数年生きて来ました。
私が「何回も過去の悲しい思い出や、自責の念を思い起して」フォーカスするうちに私の脳は「私の過去の悲しい思い出や自責の念」が【私にとって大事なものだと解釈】したのです。
RAS は、人がフォーカスしていることを最優先にさせようとする脳のメカニズムなので私は「自分にとって大事である」辛い過去の思い出や自責の念というネガテイブな物をずっと見続けて、それこそが私にとって主観的現実であり、それ以外は何も無かったのです。
何も無かったと言うのは極端かもしれませんが、殆どネガテイブな価値観に脳が支配されていたということです。

過去の数年間、ネガテイブな価値観・言葉は、私が起きている間ずっと、私の脳内を循環していました。
非常に苦しかったです。でも自業自得なんです。
家族を大切にしなかった自分が悪い。

今は

・明るい自分の未来

を見続けていますし、そう意識しています。

こういう事を言うと

「50過ぎたオッサンが何を抜かしてるんだ」

と言いたい輩は非常に多く居ると思いますが、言ってればいいです。

言ってろ。

私自身、フォーカスが変わって(変えて)良かったと思っています。

私がなぜフォーカスを変えられたのか?

一番は天国の家族のお導きでしょう。
家族に非常に感謝しています。
何回も命を助けていただいたと思っています。

「株式会社あえるば」の取締役会長をなさっている経済アナリストの藤原直哉さんという方が居られます。
私はこの方のX(旧Twitter)のアカウントをフォローしていて、藤原直哉さんの動画を頻繁に拝見しています。

今の不安定な世界がどのようになっていくかの見通しなどをご自身の知見を元に教えてくださり、非常に面白いです。
最近の藤原直哉さんのお言葉で私の中にずっと残っているものが在ります。

それは

・「1回助けてもらったら、あの世に駆け抜ける気持ちで人生を変えなくちゃ」

というもので、非常に心に刺さりました。

私は過去にガンになった時、ここ数年のコロナ禍など天国の家族に助けていただいた体験が数え切れず有ります。
だから私自身、藤原直哉さんのこのお言葉を聞いたときに「ずっと下を向くのは、もういい加減にしなければならないな」と感じました。

と同時に「ずっと下を向いて、何かに挑戦しようとしない言い訳にしてるなら、それは卑怯者のやることだ」という思いも起こりました。

併せて数年学び続けているビジネスの先生の言われていることが、やっと心にすっと入って来るようになった感覚も有ります。
先生についてNLPを本格的に学び始めたのも大きいと思います。

そのように自分自身でやって来た事では、これという魔法の杖のようなものは無いのですが、

・色んな情報に触れてきたこと
・考えてきた事・行動してきたこと
・自分の過去の辛い感情を封印するのではなく、行動によって昇華できるという学びと気づき

が今年になって良い方向に現れて来たのかなと感じています。

フォーカスするものが変わった今、過去の私と同じようにご家族を大切に出来なかった等の理由で、自責の念に囚われておられる方達のお気持ちは非常にわかりますので、その方たちのお力に少しでもなれたらと思っています。

10数年の間、ネガテイブな感覚にまみれていた私がこのような事を考えられるようになったのは「自分の成長」であると認識しています。

自分で出来ることとしては

・学び続ける
・フォーカスを変える努力
・言葉を変える(極力プラス言葉を使う)努力

等が有効であったと思います。

辛い過去を思い出して、自分を責めてばかりいた時にビジネスの先生から

「その感情を選択しているのもあなたなんですよ」

と言われた時が有ります。

当時は、そう言われたからと言ってすぐに「よし良い感情だけを意識しよう」とはとても思えなかったです。
今は冷静になってこのお言葉の意味は分かります。

人間は「変わらねばと思っても、すぐに変われるものではない」と痛感しています。

では変わる事が不可能かというと、そうでもない。
「時間がかかるかもしれないが変われる」と、自分の体験を通じて実感しています。

「変わりたいけど、変われない」とお悩みの方は、焦る必要はないと思います。

まずは「普段ご自身がずっと意識を奪われているモノ・世界」を知って、それがネガテイブなものであれば【意識して】それを変える行動をなさってみてはいかがでしょうか。

どう変えるべきなのか皆目わからないという方は、例えばですが、今までの私のように

・誰かについて学ぶ
・本を読む

事を「ご自身の中の何かが変わるまで」【継続なさること】をおススメします。

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