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MBA Candidate ブランドデザイン①

本日は、いまRBS(立教ビジネススクール)で学んでいる、ブランドデザインの講義で学んだことについて書きたいと思います。3分ぐらいで読めると思いますので、よかったら読んでみてください。

この講義の担当は、博報堂ブランド・イノベーションデザイン代表の宮澤氏と、同所属の竹内氏ということで、とても楽しみにしていた講義です。
この講義のゴールは、ブランドデザインについて、What(どのようなものか)、Why(なぜ重要か)、How(どうやってつくりあげるか)の3つを理解することの様です。基本をグループワークなども行いながら学び、実際にRBSのブランドを構築していくプロセスを学びましょうとのことです。楽しみしかない!という感じです。

まず、ブランドって何?(What)ということから。元々は、牛の焼き印「Burned」が「Brand」の起源ともいわれているとのこと。このぐらいは知っている方は多いと思います。で、ブランドって結局何なの?っていうと簡単にいえば「他と違う」っていうことです。ブランドの対象には、企業・商品・都市・一次商品・サービス等色々とあります。企業ブランドの起源は、日本だという学者も多いとのこと。屋号、のれん、家紋などがそれにあたります。なるほど!って思いました。

ブランドのメリット(Why)は、色々ありますが、
①差別化を図れる
②商談がスムースになる
③金銭的プレミアム
④事業(商品)の方向性を照らす
⑤従業員のモチベーション向上

があげられるとのこと。まとめると、「企業活動の効果と効率を高め中長期的な利益の原動力となる」ということです。

どのようにブランドを作っていくか(How)に関しては、2つの有効なアプローチがあります。一般的な、現状を分析してから取り組むやり方だと、競合と同質化してしまうので、おすすめではないとのことです。「他と違う」が作れないということですね。
では、2つのアプローチは何かというと、①現状アプローチ(Inside out)②未来アプローチ(Outside in)の2つです。
①Inside outは、過去からの他にない資産を洗い出し、強みを更に強化してブランドアクションを想像する方法→【継続性】
②Outside inは、未来発想で他にはないあるべき資産を想像して、バックキャストの発想で、ブランドアクションを想像する方法→【革新性】
分かったような分からないような感じですが、おそらく具体的な方法は今後の講義が進んで行くと学べると思いますので、楽しみにしています。

そして、この講義のテーマのブランドデザインとは何かというと、「他にないらしさを様々な手段を駆使して設計すること」とのこと。
前回掲載した佐藤大介氏のセミナーでも似たような文脈のお話をされていましたが、「らしさ」がポイントの様です。しかし、自分が勤めている企業の「らしさ」って何だろうと考えると、なかなか難しいなと感じています。。

ブランドデザインでは、決めるべき4要素があり、それは、「志」(パーパス、ビジョン、価値)、「型」(事業、組織)、「場」(生活者体験、UX)、「属」(コミュニティ)、の4つとのこと。これらは独立しているのではなく、円になってぐるぐるとつながっているイメージです。

これからグループワーク等を通して、この4つを詳しく学びながら、RBSのブランドデザインを実際に経験しましょう、ということですので、大変楽しみです。また講義が進んだら適宜UPしていきたいと思います。

以上、ありがとうございました。


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