趣味が自分を救う。主軸をひとつにしない生き方
「うつ病」と診断されて約1年が経過しました。その間仕事を失い、人間関係も希薄となり基本的にひとり家に引きこもる日々を過ごしていました。
恐らくこのまま引きこもったままですと心身が鈍る一方ですが、幸いなことにまだ治療が必要ですが、私の趣味によってこの事態を緩解させることができました。私が病んだ経緯については下記のとおりです。
注意:これらの記事はあくまで私個人の感想によるものです。専門的な見解ではないことをここに記載します。
内相的な思考
今年の春先から私は九州一周ツーリングや本州最後の満開の桜をみるために長野を周る旅へ出かけました。こういった趣味を通じて自分と向き合える時間が増えたことで内省的になれました。バイクを運転するとわかりますが、体を使って運転するため、ある程度緊張感があります。そのため変なことを考える暇がないため頭の中に定期的に発生する「雑音」が減ります。
またツーリングをすると、周りの人の目を気にせず、自分と向き合える時間が増えます。そのいい意味での「孤独感」が内省的になり、自分自身と向き合い、自分の気持ちを整理することができました。このように、自己認識が高まったことで、うつ病の症状が緩和されたと考えられます。
没頭できることがストレス解消に繋がる。
ツーリングで旅することはある意味日常から離れることを意味します。
日常生活でストレスを感じている人にとって、ツーリングはとても効果的なストレス解消法です。美しい景色を楽しみ、新しい場所に出かけることで心身がリラックスできるため、ストレスを解消する効果があります。
私にとって幸運なのはそういった「没頭できる趣味」があったこと。それがでかいように思います。ここではツーリングを引き合いにだしましたが、映画鑑賞でもスポーツでも「日常」という「邪念」が入りにくい没頭できる趣味がストレス解消に良いでした。
自分のペースで進められるものが良い
全てのものに言えますが、自分自身のペースで進められることはプレッシャーから解放されます。ひとりでツーリングをすることで、基本的に自分自身のペースで進めることができます。逆に他人と一緒に行動すると、他人に合わせたり、プレッシャーを感じたりすることがあります。このように自分自身のペースで行動できるものを続けられると、プレッシャーから解放され、うつ病の症状が緩和されたと考えられます。
主軸はふたつ以上あった方が良い
私にとっての人生の主軸が仕事以外にあったことも、うつ病の症状を緩和させることにつながりました。仕事だけが人生の全てであると、プレッシャーやストレスがたまり、逃げ道がないため、うつ病を悪化させることがあります。しかし、私にはツーリングやその他の趣味があり、仕事以外のことに時間を割くことができたため、今のようにうつ病の症状が軽くなったと思われます。
以上のように、趣味など仕事以外の人生の軸に没頭できることは、うつ病の症状を緩和するための効果的な手段の一つであると思います(個人的な感想)。今後も、自分自身の気持ちに寄り添い、趣味に時間を割くことで、心身の健康を保ち、充実した人生を送りたいと思います。
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