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『心の錨(いかり)を探して ―古代中国の智慧に学ぶ「本当の安らぎ」―』


「安心して居られる場所が無いのではなく、心を安らかにする術を知らないから安居できないのだ
安居なきに非ず、我に安心なきなり。」墨子

安らぎを見つめて...

 私たちは時に「安心できる場所がない」と感じることがあります。しかし、墨子の言葉が私たちに深い気づきを与えてくれます。「安居なきに非ず、我に安心なきなり」安らげる場所が存在しないのではなく、私たちの心の中に安らぎを見出す術が備わっていないのだと。

 日々の生活の中で、私たちは外側に安らぎを求めがちです。理想的な環境、完璧な状況、すべてが整った時に初めて心が安らぐと思い込んでいます。しかし、本当の安らぎは、私たちの心の持ち方にあるのではないでしょうか。

私自身も経験して得た自分自身の心の持ち方。思考の仕方。

どんな状況でも心を穏やかに保つことができれば、その場所がすなわち安らぎの場となります。それは特別な技術ではなく、自分の心と向き合い、受け入れる勇気を持つことから始まるのです。あなたは今、心の安らぎを見つけることができていますか。

(Toking to myself)

 今日、この古の言葉と出会い、改めて心の安らぎについて考える機会を得ました。外に求めるのではなく、まず自分の心を見つめ直すことの大切さを感じています。

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