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④ダイエット中に取り入れる習慣と工夫


熱で細胞を刺激する


身体に熱ストレスを与えると、ヒートショックプロテインというタンパク質を作り出します。

ヒートショックプロテインとはその名の通り、高温のストレスを受けた時に増えるタンパク質です。

このタンパク質は死滅していく弱い細胞はそのまま死なせ、健康で新鮮な細胞だけを残すよう体に指示を出します。

ヒートショックプロテインは血流不足だけでなく、あらゆる脅威から体を守ってくれる効果があります。

サウナやスチームサウナ、熱いお風呂など、ちょっとした工夫で身体の内側も外側も美しくなります。


冷水で脂肪を燃焼させる身体にする


高温に晒してヒートショックプロテインを増やすのとは真逆ですが、身体を低温に晒すことも同様の効果があります。

これは、長く厳しい冬を乗り切るため身体が防御の姿勢をとるよう、細胞に信号を送る仕組みを応用しています。

例えば冬眠する動物の多くは寒さに晒されると生体を保護する物質を作り出し、冬の間も氷点下に近い温度の中を生き延びられるようになっています。

私たち人が寒さに晒されると、腸内細菌がGABAとセロトニン(ホルモン)を分泌しこの二つの有益な神経伝達物質をより多く作りこれらはどちらも寿命を伸ばすのに役立ちます。

褐色細胞のミトコンドリアを増やす


また、背中の肩甲骨周辺や、首の裏や脇の下などには褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)が集まっています。

そこに寒冷刺激を与えると、ミトコンドリアが活性化し脂肪を燃焼する効果があります。

褐色脂肪細胞には、脂肪分を分解して熱を生産する作用があるためです。



そして、脂肪を溜め込む役割がある白色脂肪細胞(白色脂肪細胞)をベージュ化させます。

ベージュ化は、褐色脂肪細胞と同じように脂肪を燃焼させる細胞へと変化させます。



こうした効果を得るためには、背中に冷水シャワーを浴びせる方法が効果的です。

やり方としては、まずは暖かいお湯でシャワーを浴び始め、徐々に温度を下げていきます。

最後の数分間は、冷たい水だけを浴びるようにします。

一見つらそうに見えるかもしれませんが実際やってみると身体に耐性がつき慣れてしまいます

瞑想で腸内細菌を整える


瞑想をするとストレスが軽減され、その結果腸内細菌叢に良い変化を与え

認知機能の向上にもつながる事が判明しています。


瞑想を行うことで腸内細菌を喜ばせるとテロメラーゼという酵素が増える事が発見されています。

テロメラーゼとはテロメアを活性化する酵素で、その長さは長寿の指標となる可能性があるとされています。


そして、短鎖脂肪酸の酪酸を産生したり、脳由来神経栄養因子(BDNF)の数値を上げ、新しい神経細胞が成長しやすい環境を作り脳に良い影響を与えられます。

瞑想の方法


心拍数を下げリラックスして、混乱した心を落ち着ける時間を確保します。

腸内細菌叢は瞑想が好きなので、1分だけ(時間があればそれ以上に)完全にリラックスした状態にしてあげます。

背筋を伸ばして座るか、仰向けに寝て鼻から深く息を吸い、口から息を吐き切ることに集中すると上手くいきます。

息を吐くたびに、全身の筋肉をリラックスさせることを意識します。

まず、足の力を抜き、次に膝や太ももの力を抜き

背中の力を抜き、腕や手の力を抜き

最後に首の力を抜くといった具合です。

わずか1分後にはリフレッシュが完了し注意力を高め、エネルギーを取り戻し、腸内微生物叢が元気になっています。

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