④テクニック集 - 2
⑥相手の下の名前を呼ぶ
相手の名前を会話の中に何度も呼ぶと当事者意識が上がります。
その際、可能であれば苗字よりも下の名前で呼ぶとより距離が近づきます。
お名前を確認した後、「せっかくなので、今日は○○さん(下の名前)でよろしいでしょうか」で断られた経験はありません。
商材によっては苗字の時もありますが、苗字名前どちらも試しているとやはり下の名前の方が距離感は近く感じますし、私たちも感情移入できます。
また、お子さまの場合は両親が普段読んでいる呼び方にすると効果的。
⑦相づち
相づちも相手が話しやすくなるためにとても重要です。
イメージとしては、餅つきの「合いの手」です。
相手が話したら、短い言葉でリズムを作ります。
よく使われるのは「さしすせそ」ですね。
さ:さすがです
し:知らなかったです
す:凄いです、素晴らしいです
せ:センスありますね
そ:そうなんですね
他にも「あぁ(納得)」「う~ん(感心)」「えっ?(驚き)」を少し大げさに入れると相手は更に話しやすくなります。
慣れれば自分はほとんどしゃべらずに、相手がどんどん話して気持ち良くなり、あなたに対して「この人は私のことわかってくれる」という信頼感を得ることができます。 販売の接客業でも非常に効果的。
なお、「なるほどですね」を連発する人もいますが正しい言葉遣いではなくレベルを低く見られるので注意。
⑧リアクション
相づちと共通する部分はありますが、ここは言葉の反応と共に体の反応も加えると更に効果が増します。
「大きくうなずく」「のけぞる」「びっくりして口を開ける」「目を開く」
「手をパンと打つ」「身を乗り出す」
「同席者に(凄いですね的な)目線を向ける」
「(自慢にはちょっとフザけて疑う)ホントですか??」
など無数にあります。
⑨返報性の法則
相手に何かをされるとこちらもお返ししたくなる心理。
自分が自己開示をする事によって、自分もしなきゃと思ったり
プレゼントをもらうと断り切れない場面などで働きます。
典型的なのはスーパーの試食を食べると買わなきゃ悪い気になるものですね。 セミナーや無料体験の場合は、決断を迫る前にプレゼントを渡すと断りにくくなります。
物だけではなく「あなたのために時間をこれだけ割きました」というさりげないアピールもこの法則を活かすために使えます。
⑩バーナム効果
誰にでも当てはまることでも、言われることで「自分のことだ」「この人はわかってくれる」というように信頼感を得るテクニックです。
占い師に「あなたは今悩んでいますね」と言われるアレです笑
ネット広告などで「腰の痛みに悩んでいるそこのあなた!」や「在宅で副業を考えている40代以上の方へ」などというコピーにも使われます。