一歩進んで一歩下がる?
【ラジオ体操163日目】
こんにちは。
パソコンはそれなりに扱えるはずなのに、デジタルで自分を管理しようとすると結局忘れてしまうことが多いので、手書きから抜け出すことができないコマリストです。
今日は『変化と本質』というテーマで書いていきたいと思います。
仕事でも、プライベートでも、何かしらの問題にぶつかった時に他人を変えることはできないので、自分が変わらないといけない瞬間ってありますよね。
そんな時に「目の前のこと」に集中しすぎると、問題を乗り越えた後に、本当に大事なことまで変えてしまったことに気づいて後悔することが少なくないと思います。
今日は、「変化」するタイミングで考えなければいけないことについて、自戒の念を込めた内容をnoteに残しておきたいと思います。
変化のタイミング
基本的に、人は”変わりたくない生き物”だと思います。
変化するためには、何かを捨てるという選択が必要になるし、変化する際には必ず大きなストレスを伴うので、できることならば避けたいというのが本音なんだと思います。
では、人や組織はどんなタイミングで変化するのか?
全ての人や組織がこれに当てはまるわけではないと思いますが、多くの場合、変化するという選択をするのは、何かしらの問題を抱えていて『変化せざるを得なくなった時』だと思います。
もちろん日常的に、自分自身だったり、組織全体を客観的に理解できていて、周囲の変化を敏感にキャッチできていれば、問題を抱える前に変化できる可能性はあります。
でもね、そんなことができているのはごくごく一部だと思うし、客観視できていたところで、変化そのものを先延ばししたいというのが本音なんだと思います。
ということで、ほとんどの人や組織が、問題を抱えた状態で変化に臨む。
平時であれば、冷静な判断ができると思いますが、問題を抱えて、すぐに変化しなければならない状況で、正しい判断ができると思いますか?
少なくとも私には難しいなと思っています。
変化の先の後悔
冷静さを失った状況で、問題に対処するために変化すると、とにかく問題を早く収束させることが最大の目的になります。
頭の良い人であればあるほど、問題の原因を分析して、その問題を根本的に取り除くための変化を選択します。
これ自体は、決して悪いことではないし、目先の問題を早期に解決できる能力は高く評価されると思います。
そして、このときに実行される変化というのは、「具体的」かつ「測定可能」であることが多い。
つまり、マインドだったり想いみたいな目に見えないものに関しては、特に後回しにされる傾向があるんですよね。
でもね、何かしらのお仕事をされている方なら分かると思いますが、仕事において大切なのは、むしろこういった目に見えないものであることが多いと思います。
で、問題を解決したと思っていたら別のところで、全く違う問題が起きるようになって、結局前に進めないまま堂々巡りをしてしまうことになる。
ちなみにこれは、全て私自身が経験してきたことで、本当に何年も成長することができなかった根本原因なんです。
過去に変えてしまったことが、やっぱり大事だったということに気づいて、時間とお金をかけて元に戻して、また問題が起きた時に変えてしまって・・・を繰り返す。アリジゴクみたいですねw
ということで、このアリジゴクから抜け出すために、何かしらの問題に直面して「変化」が必要になった時には、問題の原因を洗い出した後に、変化することで何を失うのかというところまで考えるようになりました。
そして、実際に行動を起こす前には、「何を変えるのか」ではなく『何を変えないのか』を一番大切にする。
これを意識するようになってからは、少しずつつですが確実に前に進めるようになったと感じています。
特に、ポジティブ思考でどんどん新しいことに挑戦するマインドを持った人は、このアリジゴクにはまりやすいと思うので、私の失敗を生かしてみて下さい。
じゃ、またね!
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