過去の存在を否定する?
【ラジオ体操296日目】
『ニコチンレス生活17日目』
こんにちは。
今の自分は過去に自分が選択してきたことの積み重ねでしかないと信じてきたけれど、この考えを根本から覆すアドラー心理学と出会ったことで、過去を全て忘れてしまおうと企んでいる都合の良い人間コマリストです。
今日は『過去の自分に別れを告げる』というテーマで書いていきたいと思います。
・あの時、もっと○○していれば
・もしもあの選択をしていなかったら
・あそこでこっちの道を選んでいたら
・あの人と別れていなかったら
自分の人生を振り返って、『タラレバ』を考えてしまうことはありませんか?
私はありますw
今でも、人生最大の選択ミスはこれだったと言えるものが明確にあって、その1点については後悔を捨て去ることが出来ずにいます。
とはいえ、その選択ミスがあったとしても別の人生をそれなりに生きている今の私は存在するわけなので、死の選択ではなかったわけですが・・。
今日は、『過去など存在しない』と明言しているアドラー心理学との出会いをきっかけに、過去を捨てる勇気を持ってみようかなというお話です。
都合の悪い過去を葬り去りたいだけのエゴかもしれないですが、過去にとらわれている人がいたら、一緒に開放されましょう!
過去は存在しないのか
さて、私が最近出会い、衝撃を受けた「嫌われる勇気」という書籍。あまりにも衝撃が大きかったので、すぐに続編となる『幸せになる勇気』も手に入れて学んでみました。
実は、私は10年以上前に1年かけて心理学を学んでいます。
その時に、明確なメッセージとして伝えられたのが、
「他人と過去は変えられない。変えられるのは未来と自分」という言葉。
変えられないものを嘆くのではなく、変えられるものに集中していこうというポジティブな考え方は、当時の私の中心概念になりました。
この言葉があったから、周りから”変わった人”と言われても、気にすることなくやりたいことに邁進することができた。
#たくさん迷惑かけたかも
ただし、この考え方はあくまで過去は変えられないんだから、未来を見ようよ!という話なので、変えられない過去の存在を肯定する考え方なんです。
つまり、どれだけ未来に目を向けたとしても、変えられない過去は存在していて、その過去に後悔があるとしたら、その後悔はずっと付き合っていかなければいけない。
実際、私が10年以上に亘って、どれだけポジティブに活動してきたところで、過去の後悔は残ったままなんです。
ところが、最近出会ったアドラー心理学では、『過去など存在しない。』と明確に過去の存在そのものを否定していました。
いやいや、否定しても過去はあるでしょ!
小さい頃の写真が残ってるんだから、過去の存在は否定しても消えないでしょ!
はい。
仰る通りだと思います。私もその通りだと思っていました。
ですが、真剣に書籍で伝えているメッセージと向き合ってみると、矛盾する部分は無かったんです。
過去という時間的事実は確かに存在します。ですが、アドラー心理学が否定しているのは、トラウマだったり、選択ミスだったりといった何かしらの意味を持つ過去の存在。
分かりやすく言うと、”今の自分”が、自分を守るためだったり、自分を誇示するためだったりという何かしらの目的をもって、過去の事実に意味を付与しているだけという考え方なんです。
正直、この考え方には抵抗感もありましたが、知れば知るほど、考えれば考えるほど、自分の弱さを露呈していくことになり、最終的には衝撃をもって私の腹の真ん中に堕ちました。
もちろん、今はまだ入り口にいるだけなので、もっと、学んでいきますけどね。
ご都合主義者コマリスト
さて、新しい概念と出会った私は、これをどう活用するのかを考えて、生活に取り入れるのが習慣化しています。
ということで、今回のアドラーさんとの出会いについても、もちろん自分のライフスタイルとして取り込んでいくことになるわけです。
まず初めに私が取り組んでいくのは、
自分が後悔している過去、自分がトラウマだと思っている過去、今の自分を形成している原因だと思っている過去の全てを洗い出して、否定すること。
思い出したくもないような過去もあるかもしれませんが、とりあえず思いつくものを全て洗い出して、自分がどんな意味を付けているのかを考えてみます。
その上で、『ばーか、ばーか』と否定して、忘れ去ろうと思います。
これがあっているのかは分かりませんが、自分の都合の良いように解釈して、実行に移すのが私の特技ですw
過去を否定しても、過去を忘れても、誰にも迷惑をかけないので、勝手にやればいい。
その上で、私が一番苦手としている『縦の人間関係づくりからの脱却』に挑戦していきます。
これは、簡単に言うと『自分と他人を比べて優劣をつけるような人間関係』から脱却するというものです。
老若男女全ての人は、平等であり、優劣など存在しない。
頭でわかっていても、能力の低い相手を否定的に見てしまうし、小さい子を一人の人間としてではなく幼児として見てしまう。
この状態から脱却する唯一の方法は、『たった一人でいいから、横の人間関係を築くこと』であると教えてもらいました。
人は、縦の人間関係か横の人間関係かのどちらかしか築くことができない。
これが、アドラーさんの教えなので、まずは私が心から尊敬し、愛してやまないメンターのコマさんと横の人間関係を築くことから始めようと思います。
といっても、今は私が下で、コマさんが上という縦の関係なので、横並びになるということは、私の態度がでかくなることになるかもしれませんw
コマさんに怒られない程度に、関係性を変化させていって、最終的には全ての人を尊敬できる私に成長しようと思いまーす。
また、個人的な決意表明みたいになってしまいましたね。明日こそは学びのある内容にしようと思います。
じゃ、またね!