あなたも天才になれる!
【ラジオ体操199日目】
こんばんは。
5歳になるまでは天才児と呼ばれて、将来を期待されていたのに、気がつくと周りに追い抜かれていた凡才コマリストです。
今日は『天才児の育てかた』というテーマで書いていきたいと思います。
皆さんは「天才」に興味があるでしょうか?
天才と呼ばれる人たちは、大概の場合が努力によるものです。ですが、もともと持っている能力を最大限に生かすことでずば抜けた成果を出しているような天才も一部には存在していますよね。
この”天然の天才”は、実は教育によって後天的に身に付けることができる。
つい最近、こんな話を耳にしたので、
大人でも天才になれるもんなら興味ありまっせ!
という下心満載で、その方の話を聞いてみたところ、非常に興味深い話が聞けたので、この先必ず手掛けることになるであろう教育関連事業に生かすためにも、しっかりと文字として残しておこうと思います。
子育てを経験したことがある人も、これから子育てに臨むという人も必見の内容なので、お楽しみに!!
天才を育てる方法があった!?
さて、天才を作る教育の秘訣について語ってくれたのは、かつて教師を務め、現在は企業の人材育成に携わっているTさん。
天才を作る秘訣について聞きたいですか?
聞きたいですよね?
こんな質問を投げかけて、ニコッと笑うようなチャーミングな方でした。
ちなみに、この”天才を作る教育の秘訣”はTさんが開発したものではなく、海外のドクターが、障害者向けに開発したカリキュラムが発端となったものだそうです。
なんと、このカリキュラムを終えた障害者の皆さんが、軒並み素晴らしい能力を発揮するようになった。
その成果を見た別の教育者が、同じ内容を健常者向けに提供したらどんな成果が出るのか試してみてほしいと依頼したことから発見に至った。
なんと、そのカリキュラムを終えた健常者は、皆が驚くほどの天才性を発揮し、バイオリンをプロレベルで奏でる生徒や、プロも驚くほどの絵画を描く生徒、学者レベルの科学の研究に没頭する生徒などなど、たくさんの天才が誕生したそうです。
さて、その秘訣とは・・・?
全ての人は天才である
少し、引っ張りすぎましたね。
天才を育てる秘訣が知りたくてヨダレを垂らしている皆さんに、いい加減答えをお伝えします。
その秘訣とは、
”小さな変化を認めて褒める”
え?それだけ??
と思ったかもしれません。
これだけです。
ですが、これができる教育者はほとんど存在しないというのが現状だと思います。
特に日本の教育は、”苦手なことを人並みにできるようにする”というスタイルなので、ほとんどの人が当たり前のようにこの教育を受けて育っています。
もちろん私も同じです。
なので、自分の子供を育てる際も、出来ていることを褒めることよりも、出来ないことを注意してしまいがち。
そして、これは決して悪いことではありません。なぜなら”子供が社会に出て苦労しないように”とか”学校で仲間外れにされないように”など、子供のために行っているはずだから。
その結果、生まれつき持っていた”天才性”は徐々に失われ、人並みに成長していく。
そうです。全ての人が生まれつき天才なんです。
これを最大限に生かせるようになるか、失ってしまうかは教育次第だし、大人になってからでもこの天才性を呼び起こすことは可能なんです。
話が大きく逸れましたが、”小さな変化を認めて褒める”とは具体的にどんなレベルなのか説明しておきます。
例えば昨日と同じことに挑戦した子が、昨日よりも1mmでも成長していたら、本気で喜んで、大げさに褒める。
これを毎日毎日繰り返す。
つまり、1mmの成長も見逃すことなく褒めるんです。
バイオリンに興味を持った子が、楽器を箱から取り出したら「一人で出せるなんてすごい!!」と褒め、1つでも音を出せたら「プロのバイオリニストみたい!!」と褒め、2つ目の音を出せたら「もうそんなに弾けるようになるなんてすごいね!!」と褒め・・・と、毎日毎日褒める褒める。
すると、子供たちは褒められるのが嬉しくて、”もっともっと”と挑戦を続ける。それに応えるように、さらに何度も何度も褒め続ける。
約3年で、全ての生徒は自分が好きで好きでたまらないことで、天才性を発揮している状態に至る。
これ、なかなかできることではないですし、日本では今のところこんな教育を受けられる場所はほとんどありません。
天才を作る教育を実践するために
もしも、今子育て奮闘中の方や、これから子育てに臨むという方、そして周りの方の天才性を開花させてあげたいという方がいたら、取り組んでほしいことがあります。
それは、
”まずは、自分自身の小さな変化を認めて褒めてあげること”
人はどうしても、”他人の出来ていないこと”に目が行きがちです。他人の小さな変化に気づき、褒めてあげることができるようになるためには、自分自身に対してこれが出来ていることが最低条件。
生まれてから死ぬまで、一番自分の近くで自分の心の声まで全て聞いているのは自分自身です。
その自分自身が、自分の変化を認めて褒めてあげる。
これが出来るようになった時、初めて周りの人の変化に気づけるようになり、褒めることができるようになる。
自分で気づくのが一番難しいし、自分で褒めるなんて恥ずかしい。
こんな風に思う方もいるかもしれませんが、必ず自分自身の天才性を開花させるきっかけになるし、周りの人を幸せにすることができます。それはもちろんお子さんに対しても同じです。
私も意識的に取り組んでいこうと決めたので、これを読んでいる方も一緒に取組んでみましょう。
じゃ、またね!