ついつい見ちゃうよね
【ラジオ体操228日目】
こんにちは。
Youtubeなどの動画を観ていると、動画の内容よりもコンテンツの構造や再生数獲得のための工夫など、ビジネス的な視点のことばかり考えてしまうつまらない男コマリストです。
今日は『動画から考えるLTV』というテーマで書いていきたいと思います。
皆さんは動画は好きですか?
一昔前だと、こんな質問をしたら”何となくイヤらしい”イメージを持たれそうでしたが、最近はニコ動やYoutube、Tiktok、smashなどなど、個人向け動画配信サービスが発達したので、普通に聞ける質問になった気がしています。
#あえて言おう
#私は変態である
教育系、健康系動画、自己啓発、ビジネス、スポーツ、趣味、企業広告などなど動画にもいろんな種類がありますよね。
今日は、私が動画を観ていて気付いてしまった”当たり前だけど役に立つ考え方”について、紹介していこうと思います。
動画配信をされている方も、そうでない方も、ビジネス的に生かせる考え方だと思うので、暇つぶしに読んでみて下さい。
コマリストの気づき
さて、まずは私が動画を視聴していて気付いてしまった”当たり前だけど役に立つ考え方”について。
その考え方とは、
「繰り返し再生されやすいコンテンツとされにくいコンテンツ」
Youtubeなんかが分かりやすいと思いますが、動画を投稿して収益を得ている人のパターンは大きく分けると4つあります。
①動画にCMを挿入し、再生数に応じて企業から支払いを受ける
②動画そのものが”案件もの”になっている
③視聴者からダイレクト課金を受ける
④動画を入り口に別ルートへ誘導してバックエンドを販売する
これらの4つのうち、安定性が高いのは③と④だというのは何となくイメージできると思います。
特に最近はYoutubeプレミアムの登場によって、もともと主流だった①の収益化が難しくなっている傾向があるので、今後は③が主流になっていくだろうといわれていたりします。
というのも・・・
なんて、動画業界について語ってもしょうがないので、このあたりの話は省略しますw
でね、多くの方が”そりゃそうだよね”と思っている事として、収益化には『再生回数』と『チャンネル登録者数』が重要です。
個人的には、これらのうちチャンネル登録者数の方が圧倒的に大切だと思うわけですが、結構多くの人が気にしているのは"何回再生されたか"だと思うんです。
この再生回数について、1人の人が100回再生すると100回としてカウントされるんですよね。
つまり、100万回再生を目指そうと思った時には、100万人に届ける方法を考えるよりも、1万人が100回再生してくれる方法を考える方が難易度としては低いということになります。
そして、配信するコンテンツには当たり前かもしれませんが『繰り返し再生されやすいもの』と『繰り返し再生されにくいもの』が存在するということに気づいたんです。
前段が長すぎましたが、この部分が今日の本題です。
クオリティとコンテンツと再生数と
では、繰り返し再生されやすいコンテンツとはどんなものなのか?
そんなに難しいことではないので、すぐに答えを書きます。
・筋トレ
・音楽
・瞑想など
・健康系(ヨガなど)
・レッスン
こんな感じですね。他にもたくさんあると思いますが、繰り返し再生されやすい要素として、共通するのは”繰り返すことで効果があるジャンル”であるということ。
いやいや、音楽は違うでしょ!
そう思うかもしれませんが、好きな音楽を聴くことでモチベーションが上がったり、癒されたりしますよね。これこそが、音楽が持つ力であり、繰り返すことで効果があるジャンルだといえる理由です。
もちろん、演奏や歌を覚えたいという目的の場合は、音楽が”繰り返すことで効果があるジャンル”だというのが分かりやすいですね。
逆に繰り返し再生されにくいのは、
・セミナー
・講演
・一般教育
・アニメなどの作品
こういったジャンルは、98%人が知らない○○の秘訣!みたいな情報提供型である場合が多いので、1回見たらそれで終わる可能性が高いですよね。
ここまで理解した上で、考えてみたいのは再生数とクオリティの関係性について。
繰り返し再生されやすいジャンルで1万回再生されている動画と、繰り返し再生されにくいジャンルで1万回再生されている動画のクオリティってどっちが高いと思いますか?
答えは明確で、繰り返し再生されにくいジャンルでの1万回再生の方がクオリティは高い傾向があります。
基本的には一人1回しか再生しない動画が1万回再生されているということになるので、1万人近くの人が視聴しているということになります。
つまり、繰り返し再生されにくいジャンルで多くの再生数を獲得している動画は、一見の価値があるということです。
少し、偏った話になってしまいましたが、再生数という一つの指標で動画を判断する場合には、少し注意が必要だし、数の力が必要なのであれば、最初から獲得しやすいジャンルを選択した方が良い。
今回は、「動画」に絞って書いてきましたが、あらゆるビジネスにおいて、信頼性をアピールする際に何かしらの指標を用いる場面はあると思います。
その指標の特性をしっかり理解した上で、取り組んだ方がより少ないコストで得たいものを得ることができる。
やみくもに取り組むのではなく、この事実をしっかり意識した方が良いよね~というのが今日の結論です。
是非考えてみて下さい。
じゃ、またね!