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失うことの恐怖
【ラジオ体操26日目】
こんばんは。
少しだけ成長したと勘違いしていたけれど、自分が成長したんじゃなくて、支えられていたことにようやく気付いた永遠の少年コマリストです。
今日は『大切なもの』というテーマで書いていきます。
大切なものはありますか?
大切なものは何ですか?
ありがちな質問ですが、本当に大切なものって、あまりにも当たり前になりすぎていて、気が付いていないことって多いと思うんです。
そして、失いそうになって気づく。
後悔と同時に、失いたくないという気持ちが押し寄せてくる。
何とか失わずに済むものもあると思いますし、すでに失ってしまって、取り戻すことができないものもあると思います。
当たり前
普段、生活していて意識することが無いような当たり前のことって、たくさんありませんか。
人によって、色々あると思いますが、友人だったり、恋人だったり、家族だったり、毎日同じ時間にすれ違うだけの人だったりするかもしれません。
もちろん人だけではなくて、いつも使ってるボールペンだったり、歯ブラシだったり、手帳だったりといったモノもあると思います。
こういった人やモノは、そこにあるのが当たり前になっていて、そこにない状態を想像することができない。
だからこそ、ある日突然日常から消えた瞬間に、本当は大切だったということに気づく。
今、無いものばかりに意識がいって、”在るもの”に意識がいかない。
想像してみるしかない。
もし、これが無かったらどうなるのか。
もし、この人がいなかったらどう変わるのか。
立ち止まって、想像してみると、恐ろしいほどに当たり前の存在の大切さを痛感させられる。
失う前に大切なものであることに気づくことができる人間でありたい。
恐怖
人は、変化を恐れる生き物だと言われています。
これって本当でしょうか。
かのダーウィンは、『生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである』
という言葉を残したと"言われて"います。
#これはダーウィンの言葉ではない
#捏造説濃厚
とはいえ、変化することが重要であるということそのものは真実だと思うので、ダーウィンの言葉かどうかはどうでもいいことです。
私はこの言葉を重要だと考えていて、周りの人と比べると変化することに対して歓迎の姿勢を示して生きてきました。
過去の栄光にしがみつくなんて、まったくもって無意味だとすら考えていた私は、『変化に対する恐怖』なんて感じるはずがないとタカをくくっていました。
けれど、人が恐れているのは『変化ではない』ということに気づいてしまった。
人は、変化することによって”失う”ものに対して恐怖を感じているということ。
変化とは何か?
これについては、いろんな意見があると思います。
仮に、今日のテーマに沿って、この言葉を定義すると、『変化とは今の自分を捨てて新しい自分に移行すること』といったところでしょうか。
今の自分を捨てる。
こんなことは簡単にはできませんよね。
では、なぜできないか。
それは、自分を捨てることは”当たり前”を捨てることに等しいからです。
今の自分を構成している”当たり前”を捨てることができれば、結果的に今の自分を捨てて、新しい自分に生まれ変わることができます。
ただ、これが本当に怖い。
そして、そういう意味で変化を恐れている人が多いということであるならば、私は間違いなく変化できない人に分類されると思います。
そして、一つの結論にたどり着きました。
当たり前を捨てるより、当たり前を抱えたまま変化する道を探したい。たとえそれが遠回りであっても、自分で選択した道だから仕方がない。
だって、気づいた当たり前は、あまりにも大きすぎる存在だったから。
まとめ
今日は、大切なものというテーマで、”当たり前”になってしまているものに気づき、それを捨ててでも変化を求めることが果たして正しいのかということについて、考えながら書いてきました。
私の結論は、捨てることなく変化する道を探すこと。
この結論に至ったのは、これが、遠回りになるかもしれないことは重々承知の上で、それでも捨てることなんてできない当たり前があるということに気づいたから。
普段から、当たり前になっている『大切なもの』について、一度考えてみて下さい。
今後、たくさんの決断を迫られて、その時には少なからず”当たり前”を捨てる必要性が出てくることもあります。
そんな時に、自分にとって、本当に大切なものがしっかり分かっていれば、それを捨てるのか捨てないのかという判断をすぐにすることができると思います。
結果的に、時間を有効に活用して、自分の進むべき道を短時間で正しく選び取ることができます。
今日の私のように、失いそうになってから死ぬほど後悔することが無いように、今すでにあるものに目を向けて、当たり前になっている『大切なもの』をしっかり把握しておくことをおススメします。
じゃ、またね。