夏の思い出
大学生の時に免許を取ったボクは
親戚のおじさんから「レオーネ」という
まあまあ年季の入った車を貰い
友達と2人で道東を何も目的なく海岸線を走らせよう。と
夏休みを利用してドライブに出発しました。
途中、ヒッチハイクの女子二人を車に載せて
小粋なトークを楽しみ
そこにほのかに宿る恋心と
友達と同じ女子を好きになってしまい
悩むボク
そっと慰めてくれるもう1人の女子
なんて事は一切無く
大学生なので
そんなにお金も無いので、ガソリン代を入れるのがギリギリで
宿は取らずに車でエンジンをかけずに
窓全開で、寝る。
食事は安い大きいパンとか、公園の水で過ごしました。
車内では話すネタも無くなり、夜中暑くて蚊に刺されてなかなか熟睡出来ず
交代交代で運転して
お互い助手席で寝る約3日間。
帰ってきた時には、あまりにも
何事も無さすぎた時間を過ごし
死んだように熟睡したボクは
「家最高!!」って事を知りました