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【読書感想文】《町の悪魔を捕まえろ》〜 ワニ町シリーズ最新刊

↓↓↓届いた日にすぐさま読了して、つぶやきました。

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前作でいろいろあったものの、引き続きワニ町シンフルに留まる事ができるようになったフォーチュン。

実際はワニ町シンフルにやってきて一ヵ月半ってところなのに、もう8巻!

目まぐるしく事件が起こり、巻き込まれてる。
ニューヨーク🗽より、シンフルはヤバい町なのでは?と思わずにはいられない。

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7巻での出来事の後遺症(ネタバレしたくないから、こう表現しておく)でグダグダのフォーチュンと、彼女を心配し、かつ喝を入れるアイダ・ベルのもとに、ガーティが息を切らせて走りこんできた。

アイダ・ベルとガーティがよく知る、町の女性がロマンス詐欺の被害に遭ったらしい。

アメリカでは、ヒットしたロマンス詐欺のドキュメンタリー映画《Catfishing》によって広く知れ渡ったので、ロマンス詐欺とは言わずCat Fishing と言われるとのこと。

《町の悪魔を捕まえろ》の注訳より

そこに保安官助手のカーターもやってきて、探りを入れるような質問を。
どうやら被害者は他にもいる模様。

小さな町シンフルで、そんなに同様の詐欺事件?
それはひょっとして、犯人が町の住人って事!?

女性の純情を嘲笑うだけではなく、金までむしり取る邪悪なヤツは許さない!

チーム スワンプ スリー(フォーチュン アイダ・ベル ガーティ)の出番じゃないか!

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SNSのFace Book内でカモを見つけて、甘い言葉をチャット💬で囁く。

原則『本名使用』なので、被害者の警戒心のハードルが下がってしまうのを逆手に取った卑劣な犯罪。
(出会い系アプリなどを利用しない年代層がターゲット。あるいは原作が本国で発表された時期には、それほど出会い系アプリが盛んではなかったのかもしれない。知らんけど。)

さて、三人はどこから手をつけて解決していくのか?
グダグダのフォーチュンは、元気を取り戻せるのか?

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本国では、既に28巻まで発表されているとのこと。

また、帯には【来年(2025年)9巻発刊予定】とも記されている。

スカッとしたいそこのあなた、爆笑したいそこのあなた、そして年齢を重ねる事に恐れを感じるあなた。

アイダ・ベルとガーティ、そしてフォーチュンの活躍をぜひぜひ!!!

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ではまた。

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