冬の月経痛、鎮痛剤効きませんよね?
冬の月経痛には、とりあえずは芍薬甘草湯がおすすめ
寒くなってきましたよね。。。。
冬は寒邪の季節。
寒さが体に悪影響を与える季節
例えば、月経痛、、毎月やってくるあのいや~な痛み・・・。
冬、特に痛くないですか??
なぜなら、冬は寒邪の季節。
寒邪の痛みは中心に凝縮するギューッとした痛み。
例えていうなら。。。痛みの中心にすべてが引っ張られる痛み。
想像してみてください。とにかく痛い(>_<)
まあ、とにかく温めて、寒邪をはらうしかないのですが・・
痛いとき、そんなの間に合いませんよね?
だから、みんな鎮痛剤を使うのですが。。。
鎮痛剤は文字通り、身体を鎮静します。
つまり、活動を抑えるので、身体は冷えます。
だから、鎮痛剤は熱さましにもなるのですが。
寒邪による月経痛には、逆効果。
余計身体が冷えて、寒邪を増強させるので、痛みは増大します。
鎮痛剤飲んでも全然効かなくてって、患者様もよく言います。
効かないはずです
そこで、とりあえず、身体が温まる前に、痛みを止めたいときは
芍薬甘草湯!芍薬は筋肉をゆるめて、血管を拡張しますし、甘草は緩和剤
月経痛はそもそも、子宮が収縮するときの痛みでもあるので
寒邪でギューッと子宮筋の収縮が強くなるので、痛みが増強します
その筋肉の収縮をゆるめる作用があるのが、芍薬甘草湯。
痛みの原因そのものに効果があります
私の話に共感される方、ぜひ、お試しあれ。
ただ、飲みすぎは、甘草(カンゾウ)は肝臓(カンゾウ)に負担をかけるので、予防では飲まず、痛いときに使ってくださいね(^^♪
効果は大体30分前後から出てくるという話。1回で効果なければ、その痛みは筋肉によるものではないので、飲み続けないでくださいね(^^♪
芍薬甘草湯はあくまで、対症療法。根本的には寒邪を払うことが大切。
根本的治療は鍼灸治療で(^^♪
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