私がOB訪問を受けている理由:若者への投資#3
前回の記事はこちら。
今回は2つ目のエピソードを紹介する。
高3の春。5月頃。
部活を引退して数日たった時のこと。
顧問の先生が引退試合をしてくれた。
普段は練習で一方的に指示を受ける間柄だったので、先生との試合はおろか、会話もほとんどしていなかった。
なので、いきなり試合をすることになり、少し驚いた。
先生は強かった。私は一方的に負けた。
引退した同期が他に2人いて、同期も同じように先生に引退試合をしてもらっていた。
その後。
先生は私を含む同期3人を食事に連れていってくれた。
普通のファミレスだったと思う。
ファミレスに着いてから、先生は一人一人に、これまでの振り返りと、将来のことについて話を聞いてくれた。
何を話したかは覚えていないが、途中で辞めた部員もいたため、最後までやり抜いたことを労ってくれたのだと思う。
当時もありがたみは感じていたが、社会人になってから、その思いはより一層強くなった。
向こうはあまり覚えてないだろうが、当時高校生だった私が受けた恩(施し?とでも言うのだろうか。うまい日本語が思い付かない)は、オッサンになった今でも記憶に刻まれている。
本日はここまで。
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