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烏克蘭の千日【1】
2024年11月19日。大阪の朝は穏やかな晴れ。
イベントに備えて慌ただしい一日となった今日は、露西亜(ロシア)による烏克蘭(ウクライナ)全面侵攻からなんと1,000日が経ちました。時間の流れの恐ろしさをつくづく感じます。そして、人々の関心の儚さも併せて身に沁みます。
なに、まだそんなことをやっているのか――。
日本ではそんな声がしばしば聞こえてきます。
しかし、それはまだいい方です。
いつまで国同士の殺し合いを続けるつもりなんだ。
とっとと頭を下げて露西亜に与したらどうだ。
烏克蘭から命からがら避難してきた女子どもにさえ、そんな悪態をつく人々がいます。
烏克蘭支援に対する風当たりはきつくなる一方です。
もちろん、当の烏克蘭人だって本音では戦争なんぞに嫌気が差しています。
それにしても、この1,000日間にどれだけの命が奪われたのでしょうか。
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