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太平記 第七巻 義貞綸旨を賜る事 4
吉成学人(よしなりがくじん)
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この章では、幕府側についていた武士・新田義貞が出てきます。
新田一族は、関東に住むようになった清和源氏の子孫でしたが、鎌倉幕府の北条家は桓武平氏だったので、しかたなく、金剛山攻略の最前線に向かいます。
しかし、義貞は執事・船田義昌に「平氏が悪さをするようになったら、源氏が止めなくてはならない。北条一門は、じきに滅亡するから、故郷に戻って義兵をあげようと思う」と述べます。つまり、幕府を裏切ろうとしたわけです。
しかし、寝返るためには、大義名分として、天皇からの勅命が必要ですが、後醍醐天皇は島流しなので、代わりに大塔宮から文書をもらうことにします。
執事の義昌は、宮方の野伏たちに、義貞は倒幕勢力に寝返る旨を伝え、宮から綸旨をもらいます。
義貞は早速、仮病をし、本国に戻り、挙兵の準備をします。
新田一族は、関東に住むようになった清和源氏の子孫でしたが、鎌倉幕府の北条家は桓武平氏だったので、しかたなく、金剛山攻略の最前線に向かいます。
しかし、義貞は執事・船田義昌に「平氏が悪さをするようになったら、源氏が止めなくてはならない。北条一門は、じきに滅亡するから、故郷に戻って義兵をあげようと思う」と述べます。つまり、幕府を裏切ろうとしたわけです。
しかし、寝返るためには、大義名分として、天皇からの勅命が必要ですが、後醍醐天皇は島流しなので、代わりに大塔宮から文書をもらうことにします。
執事の義昌は、宮方の野伏たちに、義貞は倒幕勢力に寝返る旨を伝え、宮から綸旨をもらいます。
義貞は早速、仮病をし、本国に戻り、挙兵の準備をします。
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