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140字で映画はどこまでかたれるか。

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タイトルの通り、筆者が観た映画の回想録です。鑑賞環境は映画館の新作を中心にしていますが、基本的にはあまり拘りません。字数制限の都合上、警告なしでネタバレとなる場合もあるので注意。
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2023年10月の記事一覧

「映画プリキュアオールスターズF」(2023年)は、プリキュアシリーズ20周年記念作にしてオールスターズシリーズ15周年などその他色々盛り込んだお祭り映画である。シリーズ屈指の凶悪“敵”キャラクターが大人も引くほどの恐ろしさで子供にとってはトラウマ必至の怪作になるとは思いもせず…

山本倫生
1年前
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「ロスト・キング〜500年越しの運命」(2022年)は、500年に渡り行方不明だった英国王リチャード3世の遺骨発見の功労者の実話を映画化した作品である。虚仮の一念、岩をも通すは世界共通。オタクの執念が真実を牽引するという展開はまさしく痛快無比の一言。キミもオタクにならないか?

山本倫生
1年前

「パーフェクトブルー」(1997年)は、路線変更したアイドルと猟奇殺人鬼の攻防を描くサスペンスホラーアニメ映画である。虚構と現実、アイドルとストーカーなど公開から四半世紀を経てなお衝撃的なストーリーなど、些かも古びない今敏ほかスタッフの仕事は傑作の名に相応しい全き偉業である。

山本倫生
1年前
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「ヒッチコックの映画術」(2022年)は、21世紀・令和の時代にサー・アルフレッド・ヒッチコックがいたらという題目で語られるイタコ映画である。映像演出の基礎の大半はサーの功績だという作り手の主張は独善が過ぎる印象で、「ヒッチコック映画術」を百回読んだ方がマシだと思われた。

山本倫生
1年前
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映画館を年4回利用したら「映画ファン」に認定されると聞いたが、同じ映画を4回見た人も同様なのか気になるところではある。「私、映画ファンなんですよ」と一本の映画を滔々と語る、それはそれで面白いとは思うが何かが違うとも思うわけで。

山本倫生
1年前
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「ミッション・インポッシブル:デッドレコニングPart1」(2023年)同シリーズの七作目である。シリーズ初の前後編の意図が「プロデューサーが編集に口出ししたから」以外のものを見出せなかったのは予想通りだったが、さすがに3時間椅子に座っていろというのには傲慢がすぎないかと思えて。

山本倫生
1年前

「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」(2022年)は、人工進化した人間への恐怖と憧憬を描くホラーサスペンス映画である。デヴィッド・クローネンバーグ以外の誰にもなし得ない新人類台頭の予感に満ちた福音と見るべきかそれとも。新しいのに既にどこかで見た奇妙な味わいの一作。

「マイエレメント」(2023年)は、擬人化した四大要素が織りなす葛藤を描くアニメ映画である。偏見と寛容についての極めてパーソナルな物語はそれなりに見応えはあるが、これはディズニー・ピクサー映画なのであってラストシーンから始まるものをこそ本来は描くべきではなかったかという気がして。

山本倫生
1年前
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