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140字で映画はどこまでかたれるか。

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タイトルの通り、筆者が観た映画の回想録です。鑑賞環境は映画館の新作を中心にしていますが、基本的にはあまり拘りません。字数制限の都合上、警告なしでネタバレとなる場合もあるので注意。
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2019年5月の記事一覧

「バースデー・ワンダーランド」(2019)は内気な女の子の誕生日前日に起きたある出来事を描くファンタジーアニメである。それ以外書くことがないくらい平凡で退屈、原恵一監督最新作と言われてもにわかには信じがたいほど特徴がない映画であった。ゴールデンウィークの退屈しのぎにはなるだろう

山本倫生
5年前
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「ちえりとチェリー」(2015)は劇場でしか観ることのできない国産のモデルアニメーション映画である。子ども向けを装いつつその実「死」の雰囲気が濃厚な作風で、予備知識なしで劇場へやってきた親子連れを恐怖のどん底に叩き込むホラー映画なので鑑賞には細心の注意が必要だ。

山本倫生
5年前
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「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)はマーベルヒーロー揃い踏みお祭り映画のとりあえずの完結編である。時間旅行に関するある仮説が映画の結末と矛盾しているが、3時間も見ていればそんな些細なことは気にならないかもしれない。飽きはしないが何度も見たい映画だとは思えなかった。

山本倫生
5年前
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「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」(2019)は同名テレビシリーズの続編である。本編だけなら配信サイトで視聴可能だが、無理やりテレビフォーマットに押し込もうとする不自然な編集などで見づらくなっているので時間とお金のある諸氏は劇場で見ると良いだろう。女の子キャラがムダにエロいのが良い。

山本倫生
5年前

「名探偵ピカチュウ」(2019)は探偵ものの作法に則った真面目な作りが意外な拾いものであったが、如何せんポケモンと人間が共存する世界観にリアリティを感じられなかったためノることができなかった。おそらくポケモン目当ての観客にも長ったらしく退屈なストーリーに映ることだろう。

山本倫生
5年前
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「シャザム!」(2019)は最後に超有名なヒーローが登場するまでアメリカンコミックスヒーロー映画だと気がつかないくらい「普通」のコメディ映画である。コメディといっても笑えるでなく、スーパーヒーローものというほど浮世離れもしていない作劇が独特の雰囲気を醸しだしてユニークな印象が残る

山本倫生
5年前

「アメリカン・アニマルズ」(2018)は、稀覯本強奪で一攫千金を狙った大学生たちの浅はかな行動を描く「真実」である。登場人物を演じる役者とモデルとなった当人が交互に入れ替わって事の顛末を語っていく作劇は再現ドラマ以上の効果はなく、真実がなにを指すのか、見ていてよく分からなかった。

「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idle Movie Over The Rainbow」(2019)は、空虚な若者たちの青春の一瞬を切り取る映画である。と書くしかないアニメである。作り手が何を伝えたいのかはっきりしないまま最後まで突き進む驚異の一作と言えよう。

山本倫生
5年前
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「パリ、嘘つきな恋」(2018)はその場限りの嘘で世渡りしてきた男の陥った恋の行方を苦く、時にはユーモラスに描くコメディ映画である。一筋縄ではいかない相手のキャラクターがもたらす意外な展開が見どころ。登場人物が高●純次ばりに適当なことばかり言ってて人生楽しそうで羨ましいと思った。

山本倫生
5年前
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「プロメア」(2019)は、古今日本アニメ表現技術の粋を凝縮した、旧くて新しい熱くて暑い(あつくるしい?)SFエンターテインメント映画である。40代以上の観客には堪えられない演出やデザインに刮目して奮え(震え?)るべし。若い観客も温故知新を身を以て知ることになるだろう。必見である

山本倫生
5年前
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