書籍メモ『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本』1
○HSC=highly sensitive Child『敏感っ子』
○ギフテッド・プログラム
○過度激動→情動の強烈さ
○心理学者カジミェシュ・ドブロフスキ
○心理学者エレイン・アーロン
○敏感さはギフト
○感受性の豊かさは、能力や情緒を成長させる源
○小説『大地』パール・バック
○生まれ持った性質を理解する
第1章【敏感っ子を理解しよう】
○セルフチェックリスト
○敏感な性質を生まれ持つ人間15~20%
○4つの特徴
①情報を深く処理する(Depth of Processing)
・本質的な質問や大人びた言葉づかい
・考えすぎて一歩が踏み出せないことも
②刺激を過度に受けやすい(being easily Oyerstimulated)
・五感がとても敏感
③感情移入しやすく、共感力がとても高い(being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in perticular)
・人の感情に敏感
・怒られている人を見て、自分が泣くなど
・人の気持ちを推し量りすぎて、自分の気持ちを抑えて合わせようとする傾向
・外で我慢して家庭で癇癪のケースも
④わずかな刺激にも気づく(being aware of Subtle Stimuli)
・微妙でわずかな違いもよく気づく、見落とさない
○HSC・HSPの特徴『DOES』
D:Depth of Processing
・賢いユーモアのセンス
・多くの可能性を考えすぎて決められない
O:Easily Overstimulated
・変化や痛みへの反応が極端
・暑さ寒さ、靴の中の小石
E:Emotional reactivity and Empathy
・完璧主義、または小さな間違いに強烈に反応
・あなたの心を読む、など
S:Sensitive to Subtle Stimuli
・人や場所の微妙な特徴の変化に気づく
・声のトーン、ちらりと見る、鼻であしらう、小さな励ましにも気づく
○過度激動の5つの領域
①感覚性(Sensual)
②精神運動性(Psychomotor)
③知性(Intellectual)
④想像性(Imaginational)
⑤感情性(Emotional)
○状況によってわかりやすく表すことも、表さないこともある
○その場の空気をよく読みとる
○家の外では我慢することが多い
○本人も相当大変な思いをしている
○強烈な敏感さはその子の力を、より高度に引っ張り上げる機会をくれる「ギフト」
○ 親の育て方ではない
○何らかの病気ではなく個性
○家庭を「安全な基地」「充電の場」にする
○理解してくれる味方の必要性
○内弁慶が多い
○その子の立場から想像してみる習慣をつける
○「外ではできるのだから」は厳禁
○外でとても疲れて帰ってくる→家で癇癪
○内向的な子と外向的な子がいる
○刺激に慣らす機会と刺激から回復する機会
○外向的=アクセルとブレーキを同時に踏み続けている状態
○敏感かつ外向的:HSS(ハイリー・センセーション・シーカー)刺激追求型
○細かなダウンタイムが必要
○HSCと発達障害の違い
・ASDとの違い「社会性」
HSC→受け取った情報が多すぎて圧倒されて混乱
ASD→なだれ込む刺激に感じる感覚自体に混乱
・ADHDとの違い「気の散りやすさ」
HSC→気がそれても再び注意を戻して取り組める
ADHD→気がそれたまま向き直ることに支障が出る
○判別ではなく、より適切な関わりや支援を受けられる事が大切