ちゃんしーのサンシーブルな人生#12 繁忙期
高校3年生になりました。大学に行く!と決めた経緯はこちらに書いてあります。
▷▶︎勉強が好きだなんて思ってなかった3
今回は、このシリーズ3を書いたときに割愛した、大学受験のエピソードです。
24時間
高3の夏休み、クラスメイトほぼ全員が学校へ行っていました。秋の文化祭に向けて、夏休みを返上しないと間に合わない理由があったから。
服飾コースの子達はファッションショー、食物コースは松花堂弁当の販売が控えていました。
それと私の学科は3年生になると、大学でいう卒論のような授業がありました。3年間の集大成となる作品のテーマを決めて、1年かけて制作するんですね。
それも途中経過を文化祭で展示することが決まっていたので、クラス全員が大忙しのスケジュールでした。
そして私の場合、吹奏楽のステージ、大学のAO入試も文化祭前にあって、全てが同時進行。
高校生ながら、1日が24時間じゃ足りない!!と毎日フル回転でした。今のところ、人生で一番忙しかった1年間だったなと思っています。
大学受験
私の受けた大学のAO入試は、1次試験で生物と化学の筆記試験、2次試験で課題論文、3次試験では書いた論文についてのプレゼンテーションという長期戦でした。
専門学科だった私は、一般的な高校生が受ける授業(数Ⅱとか)を受けていないということもあり、センター試験や一般入試は不利だったんですね。だから、自分を直接アピールできるAO入試を選んでいました。
当時、通っていた高校から私の志望する大学へ進学した前例がなく、進路指導の先生から「ここは無理だよ~」と言われていたんですね。負けず嫌いなところがある私は、そう言われると「やってやろうじゃないか!」と俄然やる気になり、先生を見返してやる!と張り切っていました。きっと本気にさせるために葉っぱをかけたんだと思いますけどね😗
限られた時間の中で
昼間は調理室にこもってお弁当の試作と卒業制作。一通り終わって夕方、論文やエントリーシートの添削をしてくれるS先生の元で受験対策、3次試験にむけたプレゼンの練習。
家に帰る前に、次の日の試作の買い出し。
家に帰ったら添削してもらったものの練り直し、と1日ずーーっと稼働していました。
夏休みは部活の合宿もあったし、合奏のある日は部活を優先して練習して。よくこなしていたなあ、と思います。若かったから、多少寝なくても無理できたんですよね。論文の練り直しなんて、夜中までやっていたので寝落ちして起きての繰り返しでした。
これが高3の夏でよかったです、今はもう無理ですね(笑)
あっという間に夏休みが終わり、学校生活が通常運転に戻ると、いよいよ文化祭準備も受験も大詰め。
あまりの繁忙スケジュールに、入試の募集締切の当日まで練り直しが続きました。エントリー自体は持ち込み可だったので、見かねた先生が「午後は授業休んで大学に提出してきなさい」と言うほど。他の授業中に内職するな!ということでもありました。
私に限らず、専門科目が忙しすぎて、普通教科の授業は睡眠や内職の時間になってしまうことも多かったです。各教科の先生方、あの節は本当にすみませんでした🙇♀️
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